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2007年04月04日 / 『ZWEI!!』の感想

 はい、どうも。ほいみんです(挨拶)。今日は水曜日ということで、『ゲーマーズライフ誌』で書いていたレビューを再掲載しま~す。

 しっかし、ログを発掘してみて思うのですが、書いた記憶をすっかり忘れていますねえ。ああ、こんなタイトルのレビューも書いていたんだなと他人事のように見えてしまうからあら不思議。記憶って面白いです。単なる老化現象なのかも知れませんけどね!

 というわけで、どうぞ。

◆コラム・論評 ==============================================
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 ほいみんの旅  第3回
                     『ZWEI!!』
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  お早う御座います! ほいみんです。本日のコラムはファルコムの『ZW
  EI!!』についてです。いやー、ここ最近のファルコムはリメイクばかり
  だったわけで、完全新作が出たのは 3年ぶりくらいになりますか。もう
  それ自体が作品の売りとなるくらいでしたね。

  実は正直な話、この作品をゲーマーズライフ誌で取り上げて良いものか
  と迷ったのですが、「美少女が出てればOK」という天の声が聞こえてき
  ましたので遠慮無く取り上げさせて頂きます。この作品のプレイ人口、
  エロゲーマーが多そうですしねっ(笑)

   ▽日本ファルコム
   http://www.falcom.co.jp/

             * * * * *

  さて。最近のファルコムといえば豪華特典です。『英雄伝説 V』『イー
  スIIエターナル』『イースI・II完全版』などなど、とにかく豪華な特典
  をひっさげて発売してきました。もちろん、今回の『ZWEI!!』に関して
  もそれが当てはまります。

  まずは『ZWEI!!』のサントラ。ゲーム未使用の曲も含めて37曲が 2枚組
  になって収録されています。そして、『イース・ ヒーリング』と題され
  たイースの「癒し系」アレンジCD。10曲に渡り、イースのアレンジ曲が
  収録されています。またパッケージは豪華シルバーメタリックBOX仕様。
  CD-ROMはピクチャーレーベルと実に妥協を許さない特典です。

  そこで『ZWEI!!』について少し下世話な計算をしてみましょう。商品自
  体はオープン価格だったのですが、ファルコムの通販価格が特典付きで
  7980円だったので、それを参考価格にします。で、特典であるサントラ
  と『イース・ヒーリング』なのですが、それぞれ2980円、2800円で別売
  りもされているんです。つまり参考価格の7980円から特典の価格である
  2980円、2800円を引くと『ZWEI!!』本体の価格は2200円と逆算できるわ
  けです。さらに『ZWEI!!』本編には遊べるミニゲームが 3つも収録され
  ています。さらにさらに、時計、カレンダー、電卓などのアクセサリー
  も本編に収録されています。なのでそれらの価値を考えると『ZWEI!!』
  本体がまったく楽しめなかったとしても損しない計算になります。
  ……強引ですか。

  とにかく私としましては、こういう無茶苦茶な豪華特典大好きなので、
  これからもどんどん続けていって欲しいと思う次第ですハイ。

  さて。本編の話に移りましょう。本作品はジャンル分けするとアクショ
  ン RPGになります。印象としましては、過去に発売された様々な名作ア
  クション RPGをお手本にしたという感じでしょうか。アイテムを入手し
  たり、スイッチを切り替えるなどすると、先の道に進めるようになりま
  す。目新しさはないのですが、しっかりとした作りです。ただ目新しさ
  のない分だけ、ギミックを解く喜びというものが感じられませんでした
  けど。

  作品の大きな特徴としては、主人公がピピロとポックルと 2人いること
  が上げられます。 2人の主人公には、それぞれ得意不得意があり、場所
  によってキャラを切り替えながら先に進むわけです。ただし、これが楽
  しいとは思えませんでした。むしろ面倒だと。操作性が悪いというのも
  あるんですけど、場面によっていちいち切り替えなければならないとい
  うのが実に興を削がれます。この切り替えを楽しむような作りになって
  いれば良かったのですが、いかにも作業的な感じで切り替えを要求され
  るのでそれが不満でした。

  で、その操作性の悪さなんですけど、これが結構問題です。なにしろ、
  キーボード、マウス、パッドをそれぞれ器用に使いこなさないと上手く
  なれません。キャラの移動はパッド、アイテム使用はキーボード、アイ
  テム整理はマウスといった感じの使い分けが『ZWEI!!』では必須に近い
  です。パッドオンリープレイではアイテムを選んでいるときに瞬殺され
  てしまいます(笑) というか、マニュアルを見ても入力デバイスの使
  い分けを推奨しているんですよね。つまりキャラだけではなく、入力デ
  バイスも用途に応じて使い分けなければいけないというわけです(笑)

  で、特徴の話に戻るんですけど、この作品って敵を倒しても経験値が増
  えないんですよ。もちろん、レベルの概念はありますよ。ではどうやっ
  て経験値を稼ぐのかといいますと、敵を倒すとランダムで飴やらメロン
  やら肉やらといったフードを落とすんです。それで、そのフードを食う
  と経験値が増えるというシステムなんです。

  この一見、二度手間にも見えるシステムですけど、私としてはこちらは
  なかなか良くできていると思いました。フードは経験値を得られるとい
  うこと以外にもHPを回復してくれるので、その使いどころが難しくなっ
  ているんです。HP回復用として残しておいたり、経験値アップの為にさ
  っさと使ったり、また同じフードを10個集めると得られる経験値の高い
  フードと交換してくれるので、その為にフードを溜めたりと、様々な使
  い方が用意されています。その選択肢の高さゆえに色々と戦略が練られ
  るわけです。これがなかなか楽しい。

  ただ基本的には、アイテム欄はフードでいっぱいになりますのでHPが回
  復しやす過ぎるというのはあります。そういう意味で戦闘に緊張感がな
  いことも確かです。なにしろ、ちっとやそっとのダメージでは手持ちの
  豊富なフードですぐにHP回復できてしまいますから。ゲームオーバーに
  なるときは、連続攻撃を受けて瞬殺されたときくらいです。まあ、それ
  でも結構ゲームオーバーになるんですけどね(笑) つまり瞬殺される
  ことが結構多いわけで。

  あ、シナリオはないみたいなものです。起承転結。事件が始まって終わ
  ったなー、そんな感じ。先が気にならなければ、メッセージ的なものも
  何もないです。何しろベタベタです。勘の良い人ならすぐに落ちが読め
  てしまいます。ですが、このありがちファンタジーな『ZWEI!!』の世界
  観にはこれが合っているのかも、とも思いました。シナリオを追いかけ
  る作品ではないですし。

  といいますか『ZWEI!!』の本質はそのシナリオよりも、むしろやりこみ
  性にあると私は思います。本編には関係のないダンジョン、ボスの数が
  とにかく多い。ラスボスよりも強い敵が数多くいます。ですから、クリ
  アしてシナリオを一通り終えてからが『ZWEI!!』の本当の始まりといっ
  ても過言ではないでしょう。比較的簡単だった難易度もエキストラダン
  ジョンでは一気に難しくなります。

  そして忘れてはならないのが音楽。民俗音楽調というのがコンセプトの
   1つとして入っているんですけど、これがまたGoodなんです。アコース
  ティックな感じが実に心を揺さぶるんですわ。何しろありがちファンタ
  ジーな世界観がこの音楽のお陰でいい感じに引き締まってるんです。凄
  いですよ。正直な話、サントラはじっくりと聴き入ってしまいました。
  いやー、これはお買い得だ(笑)

  そんなわけで、粗があることも確かですが全体的に見れば良い感じだと
  思いました。そりゃあコンシューマで出回っている同ジャンルの作品に
  比べれば、CGという点で『ZWEI!!』はPS初期レベルだと思いますよ。で
  も、やりこみ感やら豪華特典やらフードシステムやらといった別方向性
  がね、良いと思ったのですよ。ピピロの自己中心的なキャラも楽しめた
  し。コンシューマに劣る部分はアイデアと豪華特典でカバー、みたいな。

  【 ほいみん 】―――――――――――――――――――――――――

         次回の完全新作も3年後くらい……?

           E-mail: hoimin@tohgoku.or.jp(←使えません)
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2002年1月24日 稿

 はい、如何だったでしょうか。如何だったでしょうか、って上の文章自分は読んでいないから良くわからないんですけどね(笑) まぁ、チェックは当時しているから大丈夫でしょう。それなりに読める文章に仕上がっている筈。多分。きっと。

 ゚:・( つдT)・:゚

 というわけで、また次回お会いしましょう。ではでは。

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