はい、どうも。ほいみんです(挨拶)。本日は水曜日ということで(以下略)
省エネモードでいきまする。
◆コラム・論評 ==============================================
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ほいみんの旅 第4回
『Love Letter』
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ボンジュール! ほいみんです。本日のコラムは美遊の『Love Letter』
についてです。店頭でふと見かけたパッケージ。真っ赤な背景に真っ赤
な衣装、血の染みこんだラブレターを口にくわえたヒロイン。銘打たれ
た「猟奇サスペンスAVG」。良い感じで期待させられました。表現の自由という意味での18禁という
雰囲気が漂っているのですよね。パッケージ裏には、なにやら拷問され
ているようなCGまでありますし。店頭買いです(笑)▽美遊
http://www.mu-game.co.jp/* * * * *
さて。それで遊んでみたのですが、結論から言えば小作の良作といった
ところでしょうか。今時珍しくほぼ一本道のシナリオなのですが、それ
ゆえにボリューム不足になっているというか。一応、申し訳程度には分
岐するのですが、それがとってつけたような感じになっているのが残念
です。他に攻略対象となりそうなキャラもいくらか出てくるのですが、実質的
なエンディングがあるのは1名のみ。他のキャラの扱いが結構ぞんざいで
す。そして、それゆえに消化不良な面があることも確か。思わせぶりに
伏線張っておいて、結局何もなく終わりますし。少し登場人物多すぎた
かなーと。この辺は、絞った方がすっきりとまとまったかなと思います。で、注目していた「猟奇サスペンス」な部分なのですけど、これが良い
感じでした。これぞ狂気、これぞ18禁です。血が沢山出ているのはもち
ろん、意識があるなかで腹が裂かれたりとか、かなり強烈です。他にも
必死になり叫ぶシーンとかあるのですが、実に見事な悲鳴を上げてくれ
ます。声優さんの演技も素晴らしいんですよ。とにかく盛り上げてくれ
ます。プレイヤー自身が、悲鳴を上げたくなるようなシーンがてんこ盛
り。この辺は必見です。この作品の最大の見所といっても良いでしょう。
免疫のない方は、鬱状態に陥るかもしれませんが(笑)ただ、それにエロさを絡めなかったのは、少し問題ありだったかなと。
キャラが酷い目にあってるシーンとかあるわけなのですが、エロゲの場
合はレイプとかそういうのを連想するじゃないですか。この作品の場合
は、本当に酷い目にあっているんです(笑) もちろん、そっち方面の
もあることは確かなのですが、ちょっと薄いですし……。そういうのに
エロさを絡めてくれれば最高だったのですが。そのエロの薄さを、他でカバーできているのかといえば、そうでもなか
ったりしますし。ほとんどのエロシーンが、自然にストーリーにとけ込
んでいないのですよ。この辺、変に感じてしまいます。悪くいえば古く
さいかなあと。シナリオの方は……というとしっかりしています。表向きには狂気の物
語と見せつつも、本当は……といった感じの含みです。魅せる力があり、
引き込む力もあります。上に書いたような分岐の不満点と登場キャラの
消化不足な点以外は、素直に最後まで楽しめました。あとの特色としては、複数のキャラによる視点の提供を行っていること
でしょうか。主人公で一定のエンディングを見ると、他のキャラ視点で
もプレイできるようになるというアレです。主人公シナリオで解けなか
った謎も他のシナリオで明らかになります。とまあ、それ自体は良いのですが、他のキャラシナリオになると主人公
の時とは歴史が違ってくるのは問題だったかと思います。このシステム
って、同じ歴史を他のキャラで体験することで意味の出てくるものだと
思うのですよ。歴史が変わってくると、別視点の意味が薄れてしまいま
す。現にそう感じましたし。残念な部分でした。そんなわけでまとめに入るのですが、銘打ってる「猟奇サスペンス」な
部分を楽しめたのでそれで良かったかなーと思います。それ以外にシナ
リオも楽しめましたし。怖いもの見たさによるドキドキ感とか、実際に
それを体験した時の恐怖とか、そういうのが得られる作品です。なかな
かの衝撃度ですよ。とにかく刺激的な作品です。【 ほいみん 】―――――――――――――――――――――――――
1ヶ月後くらいにまたお会いしましょう、多分。
E-mail: hoimin@tohgoku.or.jp(←使えません)
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2002年 2月17日 稿
如何だったでしょうか。
この作品は今でも印象に残ってますねえ。ストーリーとかはあまり良く覚えていないのですけど、ほど良い狂気具合とでも言いましょうか。温すぎず、『河原崎2』みたく濃すぎることもなく。そんなバランスの狂気っぷりが印象に残ってます。
そんなわけで、また次回お会いしましょう。ではでは。