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2007年05月04日 / ダイエーの創始者のお話

 有名な話なのですが、大手スーパーのダイエーを作った中内功氏は、借金して店舗を建てて、それを担保に借金をして、店舗を作って……というやり方で会社をドンドン大きくしていきました。これはバブル時代に絶大な効果を誇った手法でした。

 しかし、バブルが弾けると共にダイエーの業績も悪化、中内氏のカリスマ性も薄れ、経営から退き、最後は社葬すら行われずに人生を終えることになります。

 そんな中内氏ですが、阪神大震災時に彼のやり方を象徴するようなエピソードがありました。

 ダイエーの関連企業にローソンがあるのですが、神戸が被災した時にローソンの商品を目一杯補充して24時間照明全開で営業しろと命令したのです。明るい店舗を見せることで、被災者にエネルギーを与えよと。

 で、神戸のローソンに中内氏が視察に訪れた時、ローソンには商品が全開に補充さえ、明かりも煌々と灯っていたそうです。そして、それを見た中内氏は満足してそこから去っていきました。

 しかし、それには裏がありました。被災地への商品輸送は道路の寸断により困難を極めていたのです。棚に目一杯、商品を並べ続けるほど物資はありませんでした。そこで側近達は中内氏が来るまでローソンの店舗を閉鎖して、店内の商品を外に出さないようにしたのです。で、中内氏がくるタイミングを見計らって、店舗を解放したのでした。

 何が言いたいのかと言うと、いかにカリスマ性があろうと、すぐれた経営者であろうと、ワンマンであり続けるといずれは浮いた存在になってしまうということです。周りの目が自分を畏怖した物になってしまい、孤立してしまう。

 真っ直ぐに走り続けるだけではダメで、後ろを振り返り、他人の目を確かめることも時には重要なのです。

 この更新も他人から見たらゴミみたいなものになっているかも知れないなーと思いつつ。

コメント

この更新も他人から見たらゴミみたいなものになっているかも知れないなーと思いつつ。

そんなことがないですよ、今書かれた内容をみて勉強になりましたよ。ありがとうございます

 そういっていただければ幸いです。

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