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2007年05月18日 / 『24歳の末期ガン~涙のウェディングドレス~』を観て

 5月10日と11日の『イブニング・ファイブ』で『24歳の末期ガン~涙のウェディングドレス~』という企画が放送されました。

 内容はタイトルの通りで、乳ガン発覚→手術(乳房切除)→社会復帰→再発→死亡という運命を辿った少女とその家族の物語でした。

 ガンと言いますと、どちらかというと年寄りの病気というイメージがありますが、近年では若年性ガンが増えているそうで、最近では池田貴族さんなんかもこれで亡くなっています。

 通常のガンに比べますと、進行が早いのが特徴です。特集が組まれていた女性も、見つかった時には相当進行しており、1度は手術して社会復帰できたものの1年経たずして再発。その時には各部に転位しており、余命1ヶ月という状況でした。

 かなり可愛らしい女性だったのですが、病気になってからは抗ガン剤の影響で髪の毛が抜け落ち、顔は膨れあがり、呂律もおかしくなり、病気の壮絶さが伺えました。『世界の中心で愛を叫ぶ』の長澤まさみを100倍壮絶にしたような感じ……と言えばわかりやすいでしょうか。

 VTRの中で彼女は「若い人でも検査に行って欲しい。私のような人を増やさない為に取材を依頼した」みたいなニュアンスのことを言っていました。

 そもそも当初は若年性ガンと闘う女性という感じの企画だったようです。ガンに犯された彼女が他の犠牲者を増やさない為に、取材を申し込んだところから企画が始まっていました。

 しかし、彼女の状態は彼女が思っているよりも遥かに進行しており、取材の最中、帰らぬ人に。

 そこで彼女と彼女の父親、彼女の彼氏にスポットを当てて、その最期を送る企画に変更。

 模擬結婚式をやったり、焼肉屋で食事をしたり。彼女がやりたいであろうことを、生きている間にみんな叶えてあげようという考えの元、父親と彼氏と友達がみんなで企画。特に結婚式は大掛かりで、ウェディングドレス着用は勿論のこと、教会では指輪もプレゼントしていました。

 もはや酸素吸引を常時していなければならない程、彼女の身体は犯されていましたが、結婚式の時はそれを感じさせないくらい元気でした。

 こういうのはフィクションの世界ではよくある光景ですが、現実のそれはフィクションとは比べ物にならない程重かったです。彼女と全く接点のない僕でさえ、かなり気が滅入りましたから。だから、彼女の関係者には想像を絶する程の悲しみがあったと思います。
 でも、彼女の死後、彼氏は「やれるだけのことは全部してあげられた」と言ってましたので、それは救いだったかも知れません。

 ……。

 人の死亡率は100%ですが、大抵はそれを忘れて生きています。こういう特集を見せられると、唐突にそれを思い出しますね。

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 話は変わるのですが、僕は『ほいみんのページ』時代に「俺が更新を3日サボることなんて有り得ないから、もしそうなった時は俺の身に何かあったと思って欲しい」と書いたことがあります。けど、その後、何もなかったのに更新を1週間さぼりました。理由は更新イヤイヤ病にかかったからです。

 始まって間もなかった頃は、特に考えたこともなかったのですが、このサイトの場合、仮に僕の身に何かあったとしても、それを伝える手段がありません。具体的にどういうことかといいますと、例えば僕が事故か何かで唐突に逝ったとします。そうなった場合、このサイトはいきなり更新停止状態になり、以後の更新がなくなるというわけです。

 過去に色々ありましたが、今は読者に優しいサイトを目指しているこの僕。死亡率は100%なのだから、万が一用に手を打っておく必要があるのかなと思いました。近況を知らせる手段とでも言いましょうか。

 ――演技でもないからやめよう。

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