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2007年06月15日 / 僕には3人の花嫁候補がいた

 ケメ子は容姿端麗の才女だった。

 連れて歩くだけで優越感を得られる程で、あんな彼女がいるなんてとみんな羨ましがっていた。古臭い書き方をするなら「ボン・キュ・ボン」なボディをしており、まるでモデルみたいだった。

 しかし、少々浪費癖があり金がかかるのがネックだった。プレゼントはブランド品じゃないと納得しなかったし、食事も豪華なレストランでなければ満足しなかった。車も外車を求められたし、旅行も海外が常だった。勿論、ホテルは五つ星。

 また、性格に問題があり、我が儘で少々疲れる部分も多かった。だが、メチャクチャ美人なのは間違いなかった。故に僕は彼女を許せた。美しければある程度の我が儘は許されるのである。それが天から与えられたモノということである。理不尽だが、事実なのだから仕方がない。

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 ヨシ子はいわゆる性格美人だった。

 容姿的には地味……というか、ブサイクの部類に入ったが、僕の行動に関して何一つ不満を言わなかったし、一緒にいて一番空気的な女性だと言えた。空気的というのは、当たり前のように存在する有り難いもの的な意味である。

 お金がかからないような節約法も心得ていたし、それでいて作る料理も豪華だった。この予算でどうやってこんな料理を作るのだろう? と思わせるくらいのスキルがあり、その他の家事全般もパーフェクトにこなしてくれた。石けんが小さくなったらみかんのネットに入れれば最後まで使い切れる、とかそんなどうでもいい知恵袋まであった。

 会話も面白く、人を飽きさせない術も心得ていた。

 なぜ、彼女がそんな性格の持ち主になったのかというと、そういった処世術が世の中を生きる上で一番重要だと考えたからだ。ある意味、過ごしていて、一番楽しい相手と言えた。

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 ハナ子はぶっちゃけ床上手だった。

 容姿普通、性格普通、生活能力普通。似顔絵に描くのが難しいタイプの女性で、まるでモブキャラみたいだった。ドラえもんの石ころ帽子をデフォルトで被っている……といえばわかりづらいか。兎に角、特徴のない女性。

 が、ただ一つ。房術に優れていた。詳しい話は知らないが、吸精導気の房術らしく、とにかく凄い。気孔を利用しているので、文字通り全身の穴が彼女の意のままに操作される。

 何でも死ぬまで精子を吐き出させ続ける技とかも持っているようで、まるでアサシン。末恐ろしい女性だった。きっと殺されたら「いい夢見させてあげたでしょ?」とか言われるのだろうと思う。

 魔性の女だった。だが、素晴らしかった。

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 さて。
 そんな3人の彼女がいたわけであるが、僕もそろそろ身を固める時期にきていた。

 三者三様で難しい選択だった。

 僕は悩みに悩んだ。

 そして決断した。

 僕は――最終的に一番アクセス数の多い女性と結婚した。

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