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2007年07月19日 / ゴミ捨て場かと思ったら、自分の部屋だった

 ゴミ捨て場だと思ったら、そこは自分の部屋だった(川端康成『雪国』の冒頭みたいな感じで読んでください)。

 有り得ない。いくらなんでもありえない。ものが溜まり、溢れひっくり返りそうになっている。その殆どが長年かけて収集したオタグッズだ。いや、別に収集していたわけじゃないけど、自然のうちに塵積もっていた。

 奥の物を取り出す為には、手前の物を一端取り出して別の場所に避けておかないとダメという様。CDが縦積みで1メートルにもなっている。そして、それが4つ程ある。

 エロゲも同じだ。前に100本以上は処分した筈なのに、まだ50本以上が残っていた。『月姫』とか『家族計画絆箱』だとか、ちょっとレアなものも混じっている。ああ、これらはなんとなく手放すのが勿体ないと思って、残しておいたものだ。

 それだけじゃない。平井和正『地球樹の女神』全巻だとか、『空の境界』『少年フェイト』だとかの書籍類。『月姫』の青本と白本。PCエンジンのソフト100本以上、セガサターン、ドリームキャスト、Nintendo64、それらのソフト、エトセトラエトセトラ。どうにもこうにもI can notだ。

 こんなものを再び使うことがあるのだろうか? いやあるわけがない。というか、そんなことはハナからわかっていた。使うわけがない。手放した方がいい。そんなことはわかっていた。

 が、その数が多すぎた。多すぎる故に処分には手間がかかる。尋常ではない手間。使うもの、使わないものに分けて、処分をする。中にはお金になるものもあるから、アホーオークションで売ったりする。その手間。手間ッ・・! 手間ッ・・・・!

 その手間を想像して億劫になっていたに過ぎない。いっそのこと、業者にでも頼めば一発なのだが、それにはお金がかかる。キチンと順序を踏んで処分すれば、いくばくかのお金になるような物であることは間違いないので、出来ることならアホーオークションなどで少しずつ処分をするのが望ましい。それが最善。

 そんな思考回路が部屋をゴミの山にしてしまったのだ。すべては『ひぐらしのなく頃に』……。

 話は全然変わるが、最近全く放送されなくなったゴミ特番はどうなったのだろう? あれも毎週はキツイが、不定期ならありな企画だと思っていたが、最近は不定期でさえ放送されない。全国ネットでゴミを映すことにクレームが殺到でもしたのだろうか。

 閑話休題。要するに部屋を綺麗綺麗にしたかったのだ。以前までは「効率的な配置」と表現していたが、それも限界だ。住民である僕でさえ、この部屋は汚いと思える。自分でさえそうなのだから、他人から見たら肥だめ以下になっていることは間違いない。とてもじゃないが人なんて呼べない。もっとも、6年以上家族以外の者がこの部屋に入ったことはないのだが。

 本来なら、ここで部屋の画像でも貼り付けて笑いでも取りたいところであるが、それは自主規制させて頂きたい。まぁ、それほどということなのである。

 さて。
 というわけで、一念発起して部屋の片づけを始めた僕。まずはいらないグッズの処分だ。特にエロゲの類。捌いたら数十万円にはなるであろう貯蔵量。まずはこれを処分した。

 毎日毎日、コツコツとアホーオークションに出品し……の繰り返し。出品、メールのやりとり、梱包、発送の作業はハッキリいってしんどかった。送料の計算も面倒だったし、落札者からの要求に応えるのも面倒だった。メール便でとか、冊子小包でとか。エロゲを冊子小包で送るのかよ、みたいな。けどまぁ、なんとか大体のものを処分した。ちなみに一番気を使ったのは梱包時に陰毛が混入していないか?だ。変な意味じゃないよ。だって、陰毛ってタンスの上とかわけわからないところに落ちていることあるし。

 コホン。
 処分している最中、取引ナビなる新システムに変わってから、やりとりがマンモス面倒になったが、背に腹はかえられない。何せ天下のアホーオークションなのである。人口が沢山いるところには逆らえない。悔しいが、そこでやりとりするしかない。みんな嫌いだけどしょうがない。ちなみになぜみんな嫌いだと思うのかと言うと、ヤホーかんたん決済での支払いが全体の10%くらいしかなかったからだ。少しでもヤホーに利益がいかないように、みんな考えているのだ、きっと。

 これの売り上げが20万円くらいになっただろうか。売って20万ってことは、買うのには100万円以上はかかっているということだ。この事実に気付いて、僕はちょっと気が滅入った。けどまぁ、趣味なのだからしょうがないよね。

 そして、そんな感じで部屋のゴミを処分していった。売り上げは恵まれない子供達の為に寄付した。ごめん、嘘だ。馬券に消えたよ。ごめん、それも嘘だ。

 そんなこんなで、大体のブツを処分した。随分とスッキリした気がする。けどなんとなく寂しい。「お別れは寂しいけれど、お兄さん、お姉さん、中学校に言っても頑張ってください」と言ってくれたのは小学校の卒業式の下級生達。そんな気持ちと言えばわかりやすいだろうか。……なわけないか。

 随分とスッキリした気はするが、それでもまだ部屋は汚かった。なぜだろう。なぜ汚いのだろう。

 よくわからない書籍類、ペーパーの類、謎の置物、辞書、エトセトラエトセトラ。兎にも角にも、まだまだ部屋には物が溢れていたのだ。

 もしかしたら、今後使うのかも知れないペーパー達。けど、統計学的に見てそれらを使う可能性ってのはメッチャ少ないわけで、ここは思いきって処分することに。もしかしたら、重要なパスワード的なものが書かれたブツとかもあったりするかも知れないけれど、そのときはそのときだ。なんとかなるだろう。そんな思考回路で次々と処分。

 あれも処分、これも処分。

 そんな風にして処分していったわけだ。この家に越してきて13年。その年月をようやく清算できた。

 そしたら……部屋には殆ど何も残らなかったとさ。

 だったら、これから新しい歴史を作ればいい。ほいみんの歴史は始まったばかりだ! ほいみん先生の次回作にご期待ください。終わり。 

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