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2007年09月14日 / 『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 序』の感想

 ◎観に行こうか迷っていたけど、巡回サイトの8割が観ていて全員が面白いといっていたので行ってきました。や、インターネットの世界で此程までに絶賛意見がでまくりというのは大変珍しいことで、例え良作であったとしても最初は辛い意見が続出して落ち着いたころに本当の評価が出てくる……というのが一般的じゃないですか。だから、初期段階でみんなが面白いと言っているのは相当面白いということなわけで、どんだけーっていう気持ちでいっぱいだったわけです。

 ◎尤もまだ完結していないからというのも大絶賛理由の一つだとは思うんですけどね。盛り上げるだけ盛り上げておいて次に引いておけば、「面白れー、次はどうなるんだー」ってな気持ちになるわけですから。だから、普通に完結している作品よりは、好評価が出やすい状況だとは思いました。その辺を踏まえつつ。

 ◎で、感想なのですが、大変面白かったです(笑) なんだろう、当時『エヴァ』を観て面白いと言っていた人達、その後の展開を観て庵野カントクに対してブチ切れた人達、自分なりに『エヴァ』にけりを付けて去っていった人達、全員を黙らせるだけのエネルギーを映画から感じましたよ。当時の背景があって、それでも『ヱヴァ』を作るからにはそれなりの理由があるのだろうと思いましたが、それは映画に出ていました。心技体が揃ったというか。宇宙の創世、ビッグバンみたいな閃きがカントクにあったんだろうなあと。

 ◎これはそういう類の物であり、一人の人間が一生に一度だけ創れる傑作に値するレベルであると。

 ◎もうね、当時の懐かしいセリフが出てくる度に脳汁が溢れていくのがわかって、( ̄ー ̄)ニヤリッとした表情をセーブすることが出来なかったですわ。テクノ君ばりにアドレナリンが溢れ出すというか。「使徒だな」「ああ」「勝ったな」「逃げて」「パターン青、使徒です」「帰れ」等々、もう耐えられなかった。心拍数上がりまくりでぶっ倒れそうになったわ。この映画が98分だから助かったというか。『HERO』みたく140分あったら、間違いなくぶっ倒れたですよ。汗吹きまくり、オタ心を擽りまくりというか。掌の上で遊ばれている感覚すらあったです。

 ◎ただ「ただいま」「おかえり」のシーンがカットされていたのは残念。あれは『エヴァ』でもかなり好きな類のシーンだったので。

 ◎しっかし、作り直しを違和感なく見せる手腕は見事でした。コンテとか、BGMの挿入タイミングとか、細かいセリフとかが結構変わっているのですが、そういう違いって普通は気持ち悪さを感じちゃうじゃないですか。昔のと比べて。「BGMが変」とか「セリフが違う」とか「前のが良かった」とか。そう思っちゃうパターンが多い。明らかにパワーアップしていてもそう思っちゃう。特にオジサンは『EOE』でそれを感じたのだけど、『ヱヴァ』ではそれが全くなかった。この違和感の解消は神業でした。

 ◎あとはアレだ。なんといっても使徒達ですよ。全体的に神々しさが増したというか、無機質なものから不気味なものになってましたな。ヘンテコな効果音を発するようになったり、CGを使って描いたことで怖さも増した感じ。人間という地球のガンを掃除する『トップを狙え!』の宇宙怪獣的な圧倒感。「目標は完全に沈黙しました」から「形象崩壊しました」に変わったのも◎。

 ◎まぁ何にせよ、インターネットの時代に再び『ヱヴァ』をやってくれたことは有り難いです。旧作の時はまだまだ未発達でしたからなあ、インターネット。これから2年くらいかけてアレコレと楽しめるのは非常に嬉しい。3回に分けて上映というのも時代に合っている感じ。

 ◎というわけで、感想終わり。旧『ほいみんのページ』スタイルの散文でごめんネコ。

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