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2007年09月28日 / 『アメトーーーーーーク懐かしテレビ&アニメものまね高速ベロSP』の視聴率は12.2%でした

 8月29日のエントリで『『アメトーーク』のゴールデン降格が近い?』ということを書きました。

 ゴールデンよりもプライム、深夜の方が視聴率を取れるというテレ朝の偏ったバラエティラインナップですが、会社の売り上げ的にはゴールデンで視聴率を取らなければマニアックな局の一言で片づけられてしまいます。当然ですが、プライムや深夜ではなく、ゴールデンで視聴率を取らないと、局的には喜ばしくないわけです。

 そこで、プライム、深夜の番組で何かゴールデンで使えるものはないか? と審判を下されるのが改編時のゴールデンスペシャル。2時間や3時間の枠が与えられ、審判が下されます。ここで視聴率が良ければゴールデン降格。悪ければ打ち切り、普通の数字なら現状維持。

 億単位の予算が与えられ、深夜帯よりも幅広いことができますが(豪華セット、海外ロケなど)、幅広い年齢層に受ける番組作りをしなければならないという制約もあります。深夜帯では許されたマニアックなネタも、ゴールデンでは許されません。

 それだったら深夜帯の番組をゴールデンに持ってくること自体がナンセンスのような気もするのですが、今のテレ朝には最初からゴールデンで放送できる企画がありません。そのしわ寄せが深夜帯番組のゴールデン特番ラッシュ。

 この秋だけでも『くりぃむナントカ』『雑学王』『大胆MAP』『アメトーーク』の4深夜帯番組がゴールデンスペシャル。『くりぃむナントカ』なんて、ゴールデンでは通用しそうにもないのですが、それでもスペシャル。

 まさに戦々恐々。どうにかして乗り越えなければならない道というわけです。

 というわけで、先日オンエアされたのが『アメトーーーーーーク懐かしテレビ&アニメものまね高速ベロSP』。これもかなりの深夜帯向け番組だと思うのですが、ゴールデンスペシャル。

 が、あの番組のスタッフがどう作るのかは興味ありました。深夜帯そのまんまの内容でいくのか、ちょっとはライトにするのか、それとも別物にするのか?

 そういうわけで、興味津々でオンエアを拝見したのですが……内容はかなりゴールデンを意識してましたね。数字が取れるであろう懐かしアニメをやったり、旬の芸人を呼んだり。テレ朝なのに、『ドラゴンボールZ』の映像を流しまくりで、この辺りにゴールデン予算を注ぎ込んでいる感じでした。

 ただまぁ面白かったのかというと、非常に微妙なところ。ぶっちゃけ、深夜帯の方が面白かった。視聴率もそんな微妙な内容を反映したかのような12.2%。成功とも失敗とも言えず、普通の数字。

 が、このスタッフの場合、この辺りの数字を狙ってきた可能性は充分にあるんですよね。「ゴールデンでは無理だから、今の時間帯で続けさせてくれる数字」を狙撃してきた可能性。『ドラえもん』『ドラゴンボール』で数字を取っておいて、イジリー岡田で調整してきた可能性。

 そう考えたら、非常に安心感を覚えました。この番組のスタッフはかなり凄い。

 というわけで、ネットアイドルほいみんは『アメトーーク!』を応援しています。

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