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2008年01月08日 / 『みんなのケイバ』が始まりました

 1月6日の日曜日から、フジテレビ系列の新しい競馬番組『みんなのケイバ』が始まりました。

 これまで『スーパー競馬』の改編は何回も行われてきましたが、番組そのものを打ち切りリニューアルしたのは21年ぶりとなります。

 番組のコンセプトは「初心者でも楽しめる競馬番組」。10年連続で売り上げ減となったJRAが期待するのは1人辺りの購入額のアップではなく、新規参入者の増加。というか、この景気情勢では1人に多くの馬券を買ってもらうことは酷なわけで、競馬人口そのものを増やさなければなりません。競馬を全くやったことのない人を振り向かせることが肝要で、それが良くわかるコンセプトになっているというわけです。

 そこで起用されたナビゲーターが川合俊一さんとほしのあきさん普通に競馬をやっている人なら頭が痛くなるような面子ですが、ワイドショー好きの主婦とパイオツカイデーが好きなオッサンを取り込むのであれば素晴らしい人選と言えるでしょう。局アナの場合、キャスター能力に関しては素晴らしいものがありますが、華やかさという点になると弱くなりますので、この人選の理由もなんとなくわかります。局アナではなくタレントを使わなければならないという大人の事情を疑うこともできますが、その辺のことは良くわかりません。

 さて。

 そういうわけで、最悪の状況を想定して中継を見ていたのですが、これが思った程悪くありませんでした。少なくとも『ウイニング競馬』よりは全然見られる内容で、第1回目でこれくらい出来るなら、今後はもっと良くなると思わせる内容でした。

 全く馬券を買ったことのなかった人に馬券を買って貰おう、という構成になっており、メインレースのデータ紹介、有力馬のパドック状態、各競馬誌の予想紹介などに多くの時間が取られており、「ああ、こういう感じで買えば当たりそう」と後押しさせてくれる内容です。

 一番心配していたほしのあきさんによるオッズ読みも、局アナ任せで心配有りませんでした。若槻千夏さんの苦労は一体何だったのでしょうか。思い切りにも程があります。ほしのさんが「それではオッズ読みをお願いしまーす」と言えばそれでOKで、複雑な馬名読みや細かい配当紹介も全て局アナ任せ。ああ、だからキャスターではなく、ナビゲーターと紹介していたのか納得。

 また『スーパー競馬』の最終回を観る限り、降板っぽかった井崎先生が残留している点も素晴らしかったです。

 というか、残留どころかレース解説者のポジションになっており、これは格上げといっても良いでしょう。素晴らしいコメントを期待したいです。

 ただ残念だったのは、ほしのあきさんの勝負服が拝めなかった点でしょうか。恐らく、多くの人が胸元がぱかぁ~っと開いた目のやりどころに困るような服を着て登場し、「馬のおしりと私のおしり、どっちがお好み?」みたいな路線で来ると読んでいた方も多い筈なのですが…

 なぜかその辺りはしっかりガード。完全封殺でした。

 その割に新しく出来た質問コーナーで「勝負服とは何ですか?」という疑問を投げかける辺り、奸智に優れているんですよね。さすが30代グラドル。メタ的にとても面白かったです。

 ……。

 勿論、普通に競馬をやっている人からすれば激昂もののリニューアルであったことは間違いないありません(笑) 1時間という短い生中継の中で競馬質問コーナーに時間を割く必要があるのかどうかは疑問ですし、相変わらずパドックの全馬紹介もありません。西の10レースも放送しませんし、競馬中継にしてはノイズが多すぎます。

 ただまぁ、だからこその完全リニューアルなのかなと思います。要するに初心者向けの番組が『みんなのケイバ』であるわけで、普通の中継が観たければグリーンチャンネルに加入してください、ということなのでしょうね。既存の競馬ファンはほぼ捨て置かれた感じ。

 あとは1月12日の土曜25時25分から『みんなのウマ倶楽部』という番組も始まるようで、そのMCもほしのあきさんが担当されるとのことなので、そちらの方にも注目してみたいと思います。

コメント

いや・・・本末転倒だ。何日か前の夕刊紙の記事がとても理解できることを書いてたよ。

現状のファンにいたい思いをさせて、初心者を優先にか。馬鹿にするにもほどがあるものだ。

初心者が沢山馬券を買ってもらうようになるまで育つのに何年かかるかはわかりませんが、巻いたタネが花咲くのを祈るしかないでしょうね。

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