« サマー | メイン | バーモントカレーを広めたのは、GHQのダグラス・マッカーサー元帥だったんだよ! »

2008年03月12日 / お金を使う為の方便

 現代の若者の多くが収入の大半を貯蓄に回すと言う。飲み会にも付き合わず、車も持たず、極力浪費をしない。それでいざという時に備えているらしい。

 いざという時とは何なのか。いきなり身内に不幸が訪れるかも知れない。いきなり家電製品が壊れるかも知れない。いきなり逮捕されて保釈金が必要になるかも知れない。老後が心配なのかも知れない。色々と考えられるがどうも保守的すぎる感じがしないだろうか。漠然としすぎてはいないだろうか。勿論、保守的なのも悪くはないが、若いのだから積極的にガンガン攻めて欲しいという気もする。結局のところ、お金は使ってナンボだからだ。どうお金を使うかで人生の満足度も変わってくる。何も遊べと言っているのではない。勉強するのだって、人付き合いをするのにだって金はいる。自分自身に磨きをかけたっていい。だから、「いざという時の為」という漠然とした理由の為に貯蓄するのには違和感を覚えてしまう。この貯蓄思想は一体何なのだろうか。

 20代の若者というのは、幼い時にバブルを経験している。不老不死の如く金が唸っていた時代。銭が唸る中で、誰しもが経済が進化し続けると思っていた黄金時代。しかし、潰れないと思っていた銀行が潰れ、バブルは崩壊し、日本経済は大打撃を受けた。

 世の中に絶対的なことなんて何もない、ということを子供視点で見てきた世代。いざという時のお金がなく、親が苦労していたのを見てきた世代。自分自身の会社ですら明日にでも潰れるのではないか? という危機感。それがこの保守思想を産んではないだろうか。

 ただちょっと待って欲しい。お金は使わないとその価値がドンドン下がってしまうことを忘れてはいないだろうか? 会社や社会に危機感は覚えているのに、お金そのものに対しては非常に高い信頼感があるというこの矛盾。会社は潰れるかも知れないけど、お金の価値は不滅。そんな保証が何処にあるのか? 今貯蓄した金が老後にどれほど自分を助けてくれるというのか?

 それだったら、価値のある内に自己投資して自身の財産とした方が遥かに有意義ではないだろうか。

コメント

えっと、書き込み自体久しぶりなので緊張します。これで合ってるのでしょうか?

ほいみんさんおひさしぶりです。

これからも遊びにくるとおもいますけど、よろしくお願いします。

ああ、合ってるです。お久しぶりです。まるで機械が更新しているみたいな感じで更新されていると思いますが、手動なのでよしなにです。

何も将来の準備していないと不安。
直近で使う羽目になる事故・病気に備え貯金する方が、
身につくか・使うか分からない時間が必要な自己投資よりも
簡単で目に見え、自分に言い訳も出来る。

こんな自己分析。

昔は無駄遣いせずに貯金しろって言葉を
良く聞きましたけど、最近はあまり聞かなく
なりましたからねえ。かといって散財せよと
言うわけにもいかず。

自己投資を啓蒙してきた先人の結果を見てきたが故の判断では?

バブル世代のジュニア達ですからね……。

コメントする