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2008年04月15日 / 『SP 警視庁警備部警護課第四係 スペシャルアンコール特別編』の感想

◎はじめに

画像 2008年の4月5日にオンエアされたドラマ『SPスペシャル』の感想です。なぜに突然ドラマの感想を書いているのかと言うと、とても面白かったからです。や、さすがに評判になっただけのことはあるというか。こんなに息継ぐ間もなく楽しませてくれた作品は久し振りだったですよ。本編の方は一度も見たことがなかったのですが、それが勿体ないくらいで。日本のドラマでここまで楽しませてくれる作品があろうものとは、みたいな。今回のSPも21.5%と好調だったようで、映画化もされるようで、フジの新しいドラマコンテンツとして色々展開していきそうな予感はあります。というか、そうするのだろうな(笑)

◎人物

 岡准と堤真一が格好良すぎ。
 岡准は変身ヒーロー物の主人公みたいな格好良さで、もうひたすら「かっこええー」を連発してました。今時の主人公にはない硬派さがあり、また超人的な能力をフルに活用させる姿が少年漫画的で実にたまらんわけですよ。
 堤も堤でメサ格好いい。『ランチの女王』の頃はここまでの役者になれるとは思ってなかったなぁ。『セーラー服と機関銃』の時も役者としては凄かったけど、作品に恵まれなさすぎだったですし。優れた能力があって、作品にも恵まれて、初めて役者として開花することができるわけで、今回は際立っていたと思いました。

◎シナリオ

画像 『踊る大走査線』ライクな警護班メンバーがいて、それを構成している縦割り社会があって、そこに渦巻く色々があって……という内容。『踊る』では控えめだったアクションシーンを盛り沢山に取り入れており、とても派手な作品です。警護って仕事は大抵の場合、何事もなく終了する筈なのですが、このドラマでは事件発生率100%(笑) 深夜ドラマとは思えないくらいの金の掛け方で、射撃シーンあり、爆破シーンありと見ている人を飽きさせません。
 けど、脚本的に見るとイマイチ印象に残らないのかも。SPという舞台、それに対するテロの設定などは新鮮でしたが、その他の構成、伏線の貼り方、真相などなどは割とベタな感じです。それでも印象に残るのはドラマとして完成されているからなんでしょうねえ。まぁ、今回のは総集編だったわけで、本編ではドラマしていた可能性も否定できないわけですが。

◎演出

 全体的にシックな色調で統一されており、ゴールデンだったら不可能な演出をしてます(このSPSPはゴールデンだったですけど(笑))。
 カット割が『踊る』と同等で、いかにもな本広演出になってます。具体的にはカット数が多い。ポンポンカットが飛びます。また、スピーディーで派手なシーンに敢えてクラシックを鳴らしたりとか、エヴァ演出もしてます。
 一番、圧巻だったのがやはりアクションシーンで、単に派手に暴れているというわけではなく、各種格闘を織り交ぜてのひじょ~に見応えのあるものになってます。一歩間違えれば『少林サッカー』になってしまうくらいの勢いで、どれもアイデア満載というか。単にアクションが凄いというのではなく、様々なアイデアが盛り込まれているのが見応えありました。

◎総評

画像 や、最初から最後まで飽きさせることなく、ここまで見せてくれた作品は久し振りだったですよ。これは高視聴率を獲るだけのことはあるというか。なんというか、今のテレビ界にそぐわない作品で、どうしてこの企画がテレビで出来たのだろうか? と疑問に思った程でもありますよ。
 まぁ、文句言いたい部分もそれなりにあるわけですが、取り敢えずは公開されるという映画を観てからの話にしようと思いました。いつ公開なのかはまるでわかりませんが(笑)

コメント

たまたまチャンネル変えたら、岡准がバスタブに飛び込むシーンで度肝抜かれました。
CMでまた変えましたが、面白そうな内容だったみたいですね。

ところで連続レビューお疲れ様です。
ここまで続くとは正直予想外でした。

意外性をモットーにしております。
SPはかなりオススメの作品なので、機会あれば是非。恐らく、今後さらにヒットしてフジのメインコテンテンツになるくらいの勢いはあるのかなあと。

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