« 作者の都合により本日の更新はお休みとさせて頂きます | メイン | なぜブロガーはブログを書くのをやめたのか? »

2011年11月09日 / カキフライシンドローム(さくらももこのエッセイ風)

 カキフライが食べたいなあとか思うわけですよ。カキ鍋でも駄目だし、焼きガキでも駄目だし、カキのオイル漬けでも駄目だ。牡蠣なら何でも良いってもんじゃない。カキフライじゃないと駄目なのだ。カリっ、さくっ、じゅわ~(そして口内を火傷する)。三拍子一体となったカキをタルタルで頂く。そしてご飯食べる。それこそが至高の極みであり、この世の至福。豊潤。僥倖。俺の望むところなのだ。

 と、いっても別に牡蠣が大好物というわけではない。子供の頃、父親に「うまいぞ!」と荒岩一味口調で差し出されたそれの第一印象は糞不味だった。牡蠣の身の部分はまあ食えたのだが、臓物部分が子供の味覚には敏感すぎたわけであり、思わず吐きだしてしまったという苦い記憶がある(臓物も苦かったわけでまさに二重苦!)。
 それでもまあ大人になるにつれて、味がわかるようになり、季節感を覚える一品として定期的に食べるようになったわけだ。

 そう、季節感を覚える一品って奴ですよ。夏はスイカ! 秋は牡蠣! 冬はすき焼き! 春は…ちょっとわからない! キャベツ! そういう一品ってさ。超絶好きってわけじゃないのだけど、何となく好きってくらいなのだけど、衝動的にものすげー食べたくなる時がこない? やー、ないかも知れないけどさー。でもさ、刹那的に「○○が食べたい!」って思うことはあるでしょ? その感覚なわけですよ。

 だったら食べればいいじゃない? と思うでざんしょ? でも、これがなかなか難しい。たとえばランチにカキフライが食べたいとするじゃないですか。『やよい軒』のかきフライ定食だと790円で、『ガスト』の広島産カキフライカレー 北海道産プチ男爵芋添えだと733円で、『ココイチ』のカキフライカレーだと780円。これだったら、ガストが一番安いと思うかも知れないけど、『ガスト』の場合はカキフライが3つしかないんですよ。他の店は4つある。しかも、これが休日だったりするとランチタイムは激混みなので非常に尻込みしてしまうわけです。平日のランチに一人ガストは余裕だけど休日はキツイ。いろんな意味でキツイ。だったら『やよい軒』か? と思うかも知れませんが、何の工夫も感じられないカキフライ定食で790円は出したくない気もする。ご飯おかわり無料なのは嬉しいですが、カキフライをおかずにご飯を何杯も食べる自信が僕にはありません。だったら謎の漬け物をおかずにすればいいと思うかも知れませんが、それではもうカキフライとは何の関係もない。だったら残るのは『ココイチ』ということになりますが、ここは根本的に高いのでどうにも入店しづらい。そもそもトッピングを3品にしたら余裕で1000円を超えてしまうという設定が許せない。あの流通評論家である金子哲雄さんですら『ココイチ』でお得に食べるには福神漬けを食べるしかないと云ってるわけであり、もう完全にお手上げなのであります。てゆーか、生まれたからまだ一回しか云ったことないです『ココイチ』。

かきガスト

かきココイチ

かきやよい軒

 というわけで、カキフライが食べたいという一つの天啓からここまで様々の無駄な思考が派生するわけです。平日に『ガスト』か、それとも久々の『ココイチ』か、フライが大きそうに見えた『やよい軒』か? なぜここまで迷うのかと云えば、やはり食べ物で失敗はしたくない感が強いからですかね…。人間、生まれてから死ぬまでに食べられる量は決まっているわけですし、その限られた食事量を充実させることが人生を充実させることにも繋がると考えているからです。

 そう、食の充実=人生の充実と考えて頂ければ、私がここまで苦悩するのも理解して頂けることだろう!

 (続く)

コメント

かなり苦悩していらっしゃいますね~。

食欲は、人の3大欲のひとつにあげられるぐらい重要なことなので、お悩みになるのもごもっとも!ww

今は、スーパーのお惣菜コーナーがかなり充実していたりします。
お昼ごろ行けば、揚げたてをゲットすることも可能かもしれません。
700円も出せば、量は確実に多いはず。
フードコーナー完備のスーパーで、揚げたてを頂くという選択肢もございます。

そういえば、最近はスーパーの総菜を買ってないかも知れないです。

揚げたてをゲットできる店もあるようなのですが、
そういうのは久しく買ってないですねえ。
発掘してみたら新しい境地が開けるのでしょうか。

あと、(続く)となってますが、多分続きません(笑)。

コメントする