« カキフライシンドローム(さくらももこのエッセイ風) | メイン | アプリシエイトカーム »

2011年11月10日 / なぜブロガーはブログを書くのをやめたのか?

 何を血迷ったのか、昔のログをちょっと読んでいたりしたんですよ。大抵の場合は恥ずかしくて読めたものじゃなかったのですが、その中に一つ興味深い記事があったんです。それがこの『
なぜテキストサイトブームは終わったのか?』 という記事。やー、タイトルが既に恥ずかしい(笑)。いや本当にお恥ずかしい。

 それはそれは兎も角として、この記事を書いてから4年と半年が過ぎたわけですが、そうしたらもうブログブームまで終わっていたという話ですよ。この展開は当時も予想出来なかった気がします。勿論、今でもブログそのものは残っていますが、あの当時ほどには書かれなくなりましたし、読まれなくなりました。そうそう、ブログを書いている人が読者でもあったんですよね。その書いている人が書かなくなったのだから、当然読む人も減ったわけで、その循環で段々と小さくなってしまったという話。私のサイトも最盛期は一日に5000アクセスほどあったんですけど、今では30くらいですからね(笑) 『ミクシー』とか『はてな』とか営利企業なものだからもう大変。運営とか大丈夫なんでしょうかねえ。

 その理由と致しましては次のブームに移行してしまった、というのが大筋の見方のようです。ツイッターやらフェイスブックやら、新しいSNS(笑)への移行(『ミクシー』は古いSNS?)。『幽々白書』の樹風に云わせればこんな感じでしょうか。

いつき

 ただね。13年ホームページやらテキストサイトやらブログやらツイッターをやってきている私からすればちょっと違う面もあるんじゃないかな~と思ったりします。それは今更感がとてもあるのですが、更新していて得るものが何もないという話。それどころかマイナスに至るとかいう話。

 やーね、これ実際そうなんですよ。そりゃあ昔のテキストサイト時代だったらネゲットとか出来たのかも知れないですけど、今はそう個人が前に出られる時代ではないので、どうにもこうにもI can notなわけです。カリスマが誕生しづらいですし、そもそもカリスマって何だ? みたいな。
 アフィリエイト収入を得ようというのであれば普通に働いた方がいいですし、コミュニケイトしたいのであれば『怪盗ロワイアル』でもやってろって話ですし、何か有意性のあることを発信したところで返ってくるリターンがない。自己主張による自己満足しか得られるものがない。勿論、中にはアフィリエイトやらグーグルアドセンスやらで稼いでいる人もいるのでしょうが、自分のブログが本になっちゃったりしてウハウハな人もいるのでしょうが、そんなのは極一部のレアケース。ブームを牽引するキラーマインドにはなり得ないわけであり、結局のところは何もない=自己満足という結論に至るわけです。

 ※ クリエイティブな仕事をしている人が仕事を引き受ける窓口的な感じでやってるのは別ですよ? あくまで素人個人による趣味サイトでの話。

 それどころかですよ。今の世の中というのは良質な記事というのはあっという間に消化されて終わり、悪質な記事については徹底的に叩かれるんですよ。それはもう発信した人の人格を否定される程に。『螺旋回廊』における尊厳否定そのままに。とにかくまあ発信リスクが高い。具体的な例は挙げませんけど、皆さんわかりますでしょ? これでは誰も個人では発信しない。したがらない。なぜなら、あるのはリスクばかりだから。書けば書くほどにそのリスクが高まるのだから、そりゃあもう書けません。怖くて。

 そういうわけで、個人が発信する場合は自分の意志意見は盛り込まず、客観性を重視した古舘伊知郎的なスタンスが要求されるという詰まらない時代になってしまいました、って話。

コメントする