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2011年12月28日 / 『海が聞こえる』の感想2

 僕には友達がいません。

 こうやって書くと大抵の場合は「友達が少ない」の意味で捉えられますが、僕の場合は0人という意味です。まあ学生時代は級友というか、それなりに遊んだりする奴とかいましたし、人なりの人生を送っていたような気もするのですが、いつのまにまにか歪曲した感情を持ってしまった僕ほいみんは、社会人になって働いていたら遊んだり馬鹿やったりする“友人”というのがゼロになっていましたとさ。職場の人間というのは友人というよりは仲間という感じですし、プライベートで遊んだこともないですし、ですからまあ0人と言って良いかと思います。

 勿論、寂しくはありません。というか、寂しいという感情があったら友達作っているに決まってる! そういう感情がないからこそ、周りから人がいなくなったのだと思いますし、寂しいという感情がないとはっきりと自信を持って言えるのであります。

 そんな日常になってから約10年が経ちました。ネットに傾倒し、すっかり引きこもりまっしぐら。駄目人間真っ盛りな僕ほいみん。当然の如く、人との接点がまるでありません。ですから、周りにいる人間全てが他人ですし、その中に知り合いがいることなんてないわけです。

 お買い物をしている最中に知人に遭遇し、「あら奇遇ね?」なんてこともありません。ですから買い物中は素の状態になっているというか、全くの無防備になっているわけです。気を張っていないというか、目の前の商品に集中しているというか、そんな感じ。

 ………

 こないだの事なんですけどね。スーパーでヤマザキのケーキでも買おうかと思って選んでたんですよ。男が一人でケーキを物色する絵ってのは端から見ても気持ちが悪いわけで、普通の人間なら躊躇してしまうことなんですけど、周りの人間全てが他人な僕ほいみんなら大丈夫。人の目を気にすることなく、目の前のケーキに集中していたわけです。知っている人なんていないんだから、全然平気へっちゃら。イチゴショートにすべきか、モンブランにすべきか、新作のティラミスにすべきなのか? そんな感じで熟考していた時のことでした。

 「……kォん 君?」

 いきなり覗き込まれたそこにいたのはあの時の爆乳女でした。

 「お前はあの時の爆乳女!」

 …と勿論言えるわけもなく、僕はただひたすら驚愕してしまいました。おいおいおいおい10年ぶりくらいじゃねーか。てゆーか、貴女のことつい最近サイトでネタにしちゃったよ、ごめんネコみたいな。様々な感情がグルグルと囲繞する中でいくつかの世間話を交わしたのですが、その中で思ったことは10年という年月はひたすら重いということでした。

 風の噂で高校時代から3年間つき合った彼氏と結婚したと聞いていたのですが、その時に紹介された“旦那”は別人でした。おまえさん、あれだけラブラブ話をしていたじゃねーか、なのに別れたのかよ、みたいな。確か男、車買ってたような気がするけど、どうしたんだろそれ、みたいな。

 当時は同い年の人としか付き合ったことない、と言っていた爆乳女ですが、その旦那10個上。うん、なんだろうな。雰囲気も変わっていたし、10年という月日はすごいねホント。なんていうか、旦那、アレな感じだったし。一体どうしちゃったの? みたいな。てゆーか、彼女も色々と地獄を見たのだろうなと思った。

 要するに「地獄に堕ちろっ・・・・! 爆乳どもっ・・・・・・!!!」という当時の俺の願いは成就していたのだ!

 結論:呪いは現実に存在する

コメント

まさか爆乳さんは、
久々に合った目の前の人物に、呪いをかけられていたとは思いもしなかった事でしょうww

ほいみんさん、そろそろ呪いを解いてやってください。

わかりました。呪いを解くことにいたします(笑)。

にしても10年ぶりにバッタリ会うってのも
なかなかなものでしたね。

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