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2012年01月28日 / 小池一夫のニコニコキャラクタ​ー塾!~第7講:虚淵 玄~

 明日の20時30分からオンエアされるようです。注目。

 虚淵玄さんと言えば『魔法少女まどか☆マギカ』が有名ですが、エロゲ屋としてのデビュー作は『Phantom of inferno』で僕にとってはこちらの方が思い入れがあったりします。もう10年以上前の話ですが、まったく知らない人からメールで「こんな面白いエロゲありますよ! 良かったらプレイしてみてください!」と紹介されたので本作品でした。その数ヶ月後にこれまた全く知らない人から掲示板に「こんな面白いサイトがありますよ」と言って紹介されたのが『侍魂』でしたから、それは関係ないか。

 この『Phantom of inferno』という作品は今でこそ有名ですが、当時はエロゲ界という有象無象の恒河沙の中の一つに過ぎませんでした。その『Phantom』がなぜ認知され浸透されていったのかと言いますと、それはインターネットの口コミによるものだと思います。今でこそ『食べログ』やら『アットコスメ』やら様々なコミュニティがあり、欲しい情報が簡単に得られるようになりましたが、当時はそんなのはありません。ですが、エロゲに関してだけは別で個人ユーザーによる様々な感想サイトが存在し、またそれらに対するリンク集も充実し、各種管理人達の更新も早く、「こんな面白いエロゲあるよ!」という情報は発売してからすぐに広がるような仕組みが出来上がってました。amazonとか楽天とかのレビューの仕組みの基礎が当時にあったのだから、エロゲオタってのは本当に凄いと思う。普通は売り手側が用意すべきものを、買った側が喜んでやってたのだから特異な話だ。

 さて。
 当時からエロゲは初動が全てで、発売日に売れなければ駄目でした。ですが、この『Phantom』は例外で発売後に口コミで噂が広がった後にじわじわと売れてゆきました。その珍しさも注目される要因の一つだったと思います。その甲斐あってか、ニトロプラスブランドの第2弾『吸血殲鬼ヴェドゴニア』の時にはすっかり注目メーカーになってました。なんだかんだで出世は早かった。(余談ですが、ニトロプラスというメーカーは社長がエロゲ好きで本業が別に儲かっていて採算度外視で好きが高じて始めた…というのは本当なんですかね?(笑))

 『まどか☆マギカ』があるのは間違いなく『Phantom』が成功したからで、いろいろと感慨深い…という話。

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