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2015年10月01日 / 『Rance03-リーザス陥落-』の感想

 それなりにネタバレなので、OKという方のみどうぞ。

◎はじめに


パッケージ画像 評判の良かった『ランス01』を経て作られたのが本作。『ランス01』の出来が良かったので、その開発力をそのまま活かせれば本作も良い出来になるのではないか、と思っていました。『ランス3』の場合は原作からして面白いですしね。ランスシリーズ初めての大作であり、後にキーパーソンとなるキャラクターも多数登場。そういう意味でハードルが上がっちゃっている、というのはありましたが、まあ期待感のが大きかったです。このスタッフなら大丈夫!
 で、プレイしてみた感想としましては、『ランス01』を作った感じで『03』もやってきたな、と。入り口と出口は同じものの、内容は全くの別物になっています。これはリメイクではなく、完全新作ですよ! ボリュームサイズも大きいのに良くやったと思います。面白かった!
 アリスソフトっていつの時代も違うゲームの見せ方をしてくれるから好きです。私が知っているゲームのリメイクとは根本から違うとでも言うか。リメイクではない、別の言葉に置き換えた方がいいと思えるほどですよ!

◎キャラクター

 トーマとか、ミネバとか、パットンとか、後に重要になってくるキャラに関しては描写が強化されるのだろうな、と思ってましたが、ノスやアイゼル、ジルについてもかなり補足されていたのにビックリ。ノスが転移魔法使える理由とか、上手すぎるな~(元々からありましたっけ?)。
 味方キャラの描写も密になってましたね。もう活躍することはないと思ってたミリが、大活躍していたのが嬉しかったです。そうか、この手があったか!
 ランス(この時19歳!)に関して言えば、相変わらずの鬼畜だな~と。3のマニュアルに他の作品だったら間違いなく悪役と書かれてますが、まさしくその通りなわけで。いや、本作でも悪役とやっていることは変わらないですよ(笑)。ただ主人公だから許されているってだけで本当酷い。

◎テキスト&シナリオ

 ゴールデンランス作戦がどうなるのかと思ってましたが、違和感なく描かれてましたね~。今あれをそのままやったらローな感じになると思っていたので良かったです。
 大幅なシナリオ変更はなしですが、今風にテキストを清書するとこうなる、みたいな内容。
 やはり良かったのはトーマ関連ですね。強化されてくるのはわかってましたが、ハンティとの会話まで実装されているとは思いませんでした。これで『9』に繋がりますね。
 あとはアイゼル絡みのテキストも良かったです。本当、ランス君は鬼畜。
 見たいシーンは全部入っていて、それ以上のものになっていたかと思います。

◎システム

 ベースは『ランス01』のを踏襲。ctrlを押していれば、10秒くらいで終わる戦闘とか、非常に私好みです。ただ『ランス3』のタクティカルバトルも結構好きだったので、あの要素は欲しかったかも知れません。
 あとはトーマとかノスとか原作では別システムでの戦闘になってましたので、その辺の演出も期待していたのですが、そのままだったのが残念。ただ、ジル戦は良かったです。出来れば鬼畜アタック使えたらさらに良かったです。
 ただ、ゲームバランス的に殆どごり押しでいけてしまったので、戦略性の部分はわかりませんでした。一部のボス、やりこみボス以外は、補助スキル、防御スキルを使わなくても大丈夫という…。まあ、ここら辺のバランスの取り方は永遠の課題なんでしょうね。補助スキル、防御スキルを使うのが前提だと「面倒くさい」というユーザーが多いのだろうなあ…。

◎ボイス

 今回、シリーズ初のフルボイスです。いわゆる「○○の声は○○さんかあ」をまた味わえるとは思ってませんでした(今は漫画とかほぼ読まないので)。
 どの方も上手でこれは大正解だったと思います。印象に残っているのはリア。ぶっ飛んだ感じの表現が上手かったです。

◎絵

 魚介さん。ほぼ一人で原画&塗りを担当されたようで、本当凄いなと。引き出しが空っぽにならないことをお祈りします。

◎音楽

 『ランス3』の曲が結構好きだったので、ある程度はアレンジを入れて欲しかったのですが、殆どが新曲だったように思います(もしかしたら原曲がわからないくらいのアレンジがあったのかも)。
 ボス戦、魔人戦の曲などは好きなのですが、他のはあまり印象に残らなかったかな~。

◎総評

 恐らく、次は『ランス04』になると思うのですが、個人的には『闘神都市』もリメイクして欲しいです。
 なんていうか、プレイしていて安心感がありました。色々と大変だったことは想像に難くないのですよ。なにせ、元が24年前の作品、設定変わりまくり、キャラクターの性格変わりまくり、そこを整理して新しいものにするってのはかなりのエネルギーが必要ですよね。普通にいったら、「古臭い」となりかねません。ですが、そこを完全新作に仕上げてきたのに頭が下がります。
 あとはこれで『新鬼畜王』への道筋も出来たな~と。今までは『新鬼畜王』と言ったって、ストーリー的にはどこから始めればいいの? 『10』の後だったら、展開しにくそうだし、今更『4』に戻るのも違和感。ですが、『04』が出たら、そこから『新鬼畜王』に繋いでしまえばスムーズになりますよね。
 そういうわけで、夢が広がるな~ということで感想終わり。アリスソフトがんばれ~。

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