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2017年04月30日 / 『YU-NO』のリメイクをクリア

 リメイクとしてはほぼ完ぺきな出来だったと思う。絵柄とか好みの問題はあるけれど、操作性、BGM、その他の再現度などなど、文句のあるところはほぼないです。最初はプルーフターゲットシステムでいく、と言われていた筈がいつのまにかカーソルターゲットに変わっていた(要するに原作準拠)のも正解だと思いました。カーソルターゲットは面倒と言われれば面倒なのですが、やはりあの方が『YU-NO』らしいです。世界観を味わう為にはあれしかない。

 もうね、めっさ気を使って作っているのがよくわかりました。原作が好きで好きで仕方がない。どうにかして、この傑作を現代に蘇らしたい! その熱量が素晴らしかったです。素直に脱帽。原作よりもリメイクの方が製作期間が長いとか、商業作品としてどうなんだ? とか思っちゃいますが、後に残るものだから後悔はしたくなかったのだろうな、と。

 で、原作の感想はというと…微妙(笑)。当時はめちゃくちゃ面白いと思ったんですけどね。今は…もっと凄い作品がいっぱいあるというか。勿論、この作品に刺激を受けて、そこから枝分かれに進化していったのだから、始祖としての評価というのはあるのですが、単純比較すると残念ながら古臭いです。特にギャグが寒いのと、キャラ描写が弱いのが厳しい。今の作品だったら、それぞれのキャラをもっと掘り下げるのだろうなと思います。

 あとはシナリオの展開も思ったよりもあっさりしてます。龍蔵寺との対決って、こんなあっさりしてたっけ? とか、絵里子先生との別れもあっさり。当時は強烈だと思ったクンクンのエピソードも結構唐突感ありました。そのあとすぐにゴニョゴニョするのはどうなんだ? とか。

 だからまあ、正直なところ「プレイしなければよかったー! 思い出として胸の中にしまっておけばよかったー!」と。

 でも、プロジェクトそのものの評価は◎です。大変すばらしく感動しました。これからも頑張ってください。

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