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2017年10月09日 / 『探偵 神宮寺三郎 GHOST OF THE DUSK』の感想

 ◎はじめに
 神宮寺シリーズ30周年記念作品。昨年、ドラクエが30周年だったのでそれとほぼ変わらないキャリアですよ。

 PS版で復活した時とか、ワークジャムに権利が移った時とか、アークシステムワークスに権利が移った時とか、様々な変遷を経ての今。良く続いているものです。「一定層のファンがいる」「権利元が理解者」「作る人がいる」、多分この三つの要素が揃っているからだろうなあと。これが揃わなくて終わっていったシリーズのなんと多いことか。本当、奇跡的なシリーズだと思います。

 で、本作の方がどうかというと新作の『GHOST OF THE DUSK』と携帯で配信されていた短編が4作、謎の事件簿で6シナリオという構成。パッケージのボリュームはあります。ただそれでも『GHOST OF THE DUSK』のプレイ時間は5時間くらい。それをどうみるかですね。

 ◎シナリオ
 『GHOST OF THE DUSK』のお話は面白いです。各キャラが立っていて、シナリオに深みがある。派手さもあってよかった。上手く表現するのがムズいのですが、シリーズを何本か体験している人は納得のできる内容なのではないかと。スマホとか出てきて、時代は現代に移っているのですが、それでも1980年代を思わせる世界観。これはもう30年続いているシリーズじゃないと出せない味わいですよ。

 ◎システム
 システムに関しては、これしかないよなあという感じ。コマンド総当たり。ボタン一つでタバコを吸えるシステムも健在です。これをポチポチやって無駄にタバコを吸っていると、神宮寺をやっているなあという感じがしますね。

 ただ、個人的にはもうちょい無駄に移動させて欲しかったかな~という気がします。別の場所に移動しようとしても「いや、そこじゃない。〇〇に行こう」と却下されるのがちょっと。親切設計ではあるのですが、好みの問題なのですが、もうちょい新宿をブラブラしたかったです。

 ◎総評
 この作品に何を期待して、何を見たがっているのか? をしっかり把握してそれに応えてくれた良作だと思います。

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