本編の感想については一昨日書きましたので、今日はネット情報を観ながら「あー、そんなシーンもあったなー」という点について書きたいと思います。例によってネタバレ全開なのでご注意ください。
2009年06月30日 / 『ヱヴァ:破』感想 細かいところ編
2009年06月28日 / 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の感想
言わずもがな、の奴です。例によってネタバレ全開なので、未見の方はご注意下さい。なお、映画の内容については詳細を思い出しながら書いたのではなく、ネット情報でストーリーを振り返りながら書いてます。てーか、私にそんな記憶力はありません(笑)
2009年06月24日 / はじめの一歩
作画の崩れ具合が極端すぎると思いました。
2009年06月02日 / 『咲-Saki-』第9話の感想
福路美穂子は常にウインクしているのではなく、
2009年05月13日 / イナズマイレブン
正直、サッカーアニメって『キャプテン翼』も『がんばれ! キッカーズ』も『シュート』も面白いとは思わなかったのですが、この作品は普通に面白いと思いました。
2009年04月22日 / 『咲 - saki -』
自分で作品を創っているいないに関わらず「やられた」と思った人は多い筈。(バカリズム風に言えば)それが――オタだ。
2009年04月16日 / イナズマイレブン
普段は落ち着きのない(*^ー^)が超集中して見てます。ちょっと心配です。<関連リンク>
2009年04月06日 / ドラゴンボール改
『ワンピース』よりも視聴率が良かったのを関係者はどう見たでしょうか。
2009年03月28日 / ルパンvsコナン
イマイチなものを想像していましたが、それよりはかなり面白かったのではないでしょうか。ストーリーの軸は兎も角として、ユーザーをニヤリとさせる場面がてんこ盛りだった時点で、この企画は正解だったと思います。
2009年02月11日 / はじめの一歩
巷でも言われていることですが、今期は一歩の試合がハンマーナオ戦だけだったりするのでしょうか?
2009年02月04日 / 『釣りキチ三平』
シンプルな感想ですが、昭和40年代のアニメを再放送しているのかと思ひました。これは凄い。
2009年01月25日 / サザエさん
カツオの声優が富永みーなさんになって以降、ウキエさんを見ていない気がします。ぶりぶりざえもん的なものを感じます。
2008年12月19日 / 『のだめカンタービレ巴里編』の感想
総集編みたいでした。
2008年08月24日 / ラブコメッサー
今更ながらラブコメッサーみました。なんか元気でた。
2008年01月28日 / 『ヤッターマン』第3回の感想
。 。 。 -
o孕孕孕o三
リメイク版『ヤッターマン』も3回目ということで、そろそろ試金石というか、本質が見極められてしまう時期になってきました。視聴率的に言えば、今回も2桁に乗せられるのか? グッズの売り上げはどうなのか? 視聴者の反応などは? エトセトラ。
要するに、懐古的な目線から脱却し、視聴者が常連として本作を視聴してくれるのか? という判断がそろそろされる頃だったりします。ここを乗り切れば圓満に終了させることができるでしょうし、そうでなければ打ち切りになるでしょう。
そういうわけで、大事な大事な『ヤッターマン』の第3回。その内容はとても良かったと思います。1回、2回と比べても今回が1番面白かった。ドタバタコメディーの大いなるマンネリ。唯一、メカ戦のみが駆け足で窮屈でしたが、それ以外はとても面白かったです。
ただし、反則技が多すぎます(笑) ドクロベェに『ぶらり途中下車の旅』のナレーションをさせたのは『ケロロ軍曹』的で大爆笑したのですが、毎週この手の笑いを続けるの難しい。ある程度は可能でしょうが、それ以降が続かない。それに毎週この手のネタを期待されてしまったら、それはそれで大変でしょう。


キャプが面倒だったので実況板から拝借
サービスカットもかなり頑張ってました。これ自体は大変良いと思います。第1回で制限されたサービスカットを見せたのが伏線になっているという技の細かさ。ゴールデンタイムの限界に挑戦しているスタッフの心意気は素晴らしい。
ただこれでは常連には成りがたいです。次回も恐らく見るでしょう。ただし、その次はわかりません。と、そういう繋ぎの内容。
2008/01/28(月) 19:26:14
NHK総合の勢い: 65res/分 19:00~19:30 NHKニュース7
NHK教育の勢い: 0res/分 19:15~19:30 マテマティカ2[再]
日本テレビの勢い: 484res/分 19:00~19:30 ヤッターマン
TBSテレビの勢い: 21res/分 18:55~20:00 関口宏の東京フレンドパーク2
フジテレビの勢い: 62res/分 19:00~19:54 ネプリーグ
テレビ朝日の勢い: 8res/分 19:00~19:54 紳助×女神のアンテナ
テレビ東京の勢い: 1res/分 19:00~19:54 主治医が見つかる診療所
実況板の方は先週に比べて100res落ち。これはまぁ、これはこんなものでしょう。

しっかし、あれですね。5つしかないドクロリングの1つが早くも見つかった辺り、確実に2クール打ち切りでも対応可能な設計になっていますね…。絶対、偽物だと思っていたのに本物だったのでビックリでした。
というわけで、↑のような演出の数々も1話でもいいから確実に視聴者を繋ぎ止めておきたいという制作側の意図が見えて、この世界も大変なんだなぁという人並みな感想を持ったのでした。
2008年01月21日 / ヤッターマンコナンまる見え
しかし、あれですよ。改めてみると、『ヤッターマン』がいかに伝説的なのかがわかりますね。
ナレーションの「説明しよう」。ボタンを押す時に「ポチっとな」。豚もおだてりゃ木に登る。ボヤッキーの「全国の女子高生ファンのみなさーん」。キャラデザが天野喜孝さん。メカニックデザインの有り得ない仕事量。完全に主役を喰った悪役などなど。今でも使われる「お約束」の元祖がいくつも入っているわけで、これにはビックリ。特に驚いたのが「説明しよう」。この作品が元祖だったんですねえ。
しっかし、『ヤッターマン』が蘇ったことによって、現代TVアニメの複雑な事情も浮き彫りになってしまったわけで、例えばED曲(場合によってはOP曲も)が入札制になっており、いわゆるアニソンが使えない。アーティストのタイアップ曲を流す“枠”になってしまっている。また、視聴率以外に関連グッズの売り上げも重要になっており、いわゆるヤッターマンソーセージ的が商品もそれなりに売り上げないといけない。
深夜アニメの場合はDVD販売のプロモーションという意味合いが強く、その為に作画のクオリティが異常に高くなっていましたが(作画(原画と動画枚数)が良いと売れる)、ゴールデンの子供向けアニメの場合、DVDの売り上げは重要視されていないみたいですね。その為に作画のクオリティはそこそこで、ヤッターワンみたいな子供受けしそうなキャラクターを大活躍させる傾向にあるみたいです。
とまぁ、それはさておくとして、そんな背景が見えてきたところで今週の『ヤッターマン』の感想でも書いてみます。
と、その前になんですけど、番組前の予告ってあるじゃないですか。「この後は○○!」みたいな感じの奴。昔、ビートたけしさんが「この後はクレヨンしんちゃん」とか言って、本当は『万物創世記』なのに違う番組名言ってボケる奴。『ガキの使い』では松っちゃんのボケが楽しめたっていうアレ。
『ヤッターマン』の場合、ガンちゃんとアイちゃんが「この後はヤッターマン」って言うのだとばかり思ってましたが、予告で出てきたのは3悪でした。第1話でも、主役よりも先に3悪出てきましたし、今回も真の主人公は彼等という扱いなんでしょうかねえ。
とそれはさておくとして、まずは問題のOPから。
いくら苦情が殺到したとはいえ、テレビアニメのOPですから、そう簡単には修正できません。できる筈もありません。だから実況スレでは19:00の放送開始と共にフライング気味で「糞OPキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!」で500レスほどが埋め付くされました。修正なんてされているわけがない。だから糞OPが流れるに決まっている。だから「糞OPキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!」と書き込もうと。そんな流れ。
…しかし、そこにOPはありませんでした。まさかのOPカット。まさかのいきなり本編突入。実況板では「OPコネーーーーーーーーーー!!!」でまた500レスが消化。と思っていたら、19:08くらいのCM前にOP開始。…どういうフェイントですか。てっきり、OP騒動でカット処分したのかと思っていたのですが……やはり、そう簡単に修正できるわけないですよね。ここで「糞OPキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!」でやはり500レス消化。凄いリソースの無駄です。
しっかし、OPだけであれだけ釣れるとは…いやはや大したものですね。ちなみに終盤でのスレッドの勢いは…
2008/01/21(月) 19:29:11
NHK総合の勢い: 122res/分 19:30~19:58 クローズアップ現代
NHK教育の勢い: 7res/分 19:30~19:45 どーする?地球のあした[再]
日本テレビの勢い: 584res/分 19:30~20:00 ヤッターマン
TBSテレビの勢い: 27res/分 18:55~20:00 関口宏の東京フレンドパーク2
フジテレビの勢い: 51res/分 19:00~19:54 ネプリーグ
テレビ朝日の勢い: 9res/分 19:00~19:54 紳助×女神のアンテナ
テレビ東京の勢い: 7res/分 19:00~20:48 三丁目のポスト
とぶっちギリの1位でした。
2008年01月14日 19時27分33秒 総レス数:2275res/分
#│ 局 │ レス数. │ 率 │ 番組
. ━┿━━━━━┿━━━━━┿━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━
1│.日本テレビ.│1263res/分.│. 56%│[新]ヤッターマン
2│.フジテレビ. │. 611res/分.│. 27%│SMAPローズデー!!愛のプレゼント当る!! 草なぎ剛...
3│.テレビ朝日.│. 142res/分.│ 6%│Qさま!!豪華芸能人汗と涙のプレッシャー感動SP
4│ NHK総合 . │. 138res/分.│ 6%│NHKニュース7
5│.TBSテレビ..│ 88res/分.│ 4%│関口宏の東京フレンドパーク2
6│ NHK教育 . │ 19res/分.│ 1%│マテマティカ2[再]
7│.テレビ東京.│ 14res/分.│ 1%│スターズオンアイス
ただし、先週に比べると半分くらいのレス数なんですけどね。やっぱり、1話で見限っちゃった人が多そうですねえ。明日の視聴率がどうなることやら。
まぁ、本編の内容はそれなりに良かったと思います。相変わらず、内容を盛り込み過ぎな感は拭えませんが、「庶民のポケットマネーが100万円」ってところしか笑い所がなかった1話に比べると、随分と良くなっていました。キチンと平成の『ヤッターマン』していたかなぁと。
そんなこんなで、引き続き『ヤッターマン』を応援してみます。
2008年01月20日 / 今更『ヤッターマン』OP問題について
先日、関東で10%、関西で17%の高視聴率を叩きだした(ネット視聴率は80%くらい?(笑))『ヤッターマン』の感想をアップしましたが、今回はそのOP騒動についてです。詳しくはこちらをご覧ください。
いやね。最初は僕もいつものブログ炎上的なお祭り騒動としか思っていなかったのですよ。煙が上がっていればそこに人が群がるのが自然の摂理。今回もその一つ。新たな日種が発生しただけ。そこに人が群がっているだけ。そんな風に思っていたんですけどね。けど、色々と見ている内に「これはちょっと違うな」と思い始めたわけです。
何せですね。板の中では「曲を否定しない人まで否定している」わけですよ。今回、約30年振りの新作なわけですよね。ということはですよ。OP曲が旧verと比べて酷すぎると言っている人の多くが30~40代の人々というわけです。まぁ中には長いものに巻かれている人もいるようですが、大体は↑の世代なわけです。
そのいい歳こいた人達がですよ。「俺はOP曲別に悪いとは思わなかったよ。何でこんな騒ぎになっているのかがわからない。俺の耳がおかしいのかな?」的な書き込みに対して「おまえの頭がおかしい」とマジレスしているわけですよ。これが10代、20代の人達が言っているのなら、現代社会の若者達は……云々で片づけることができるわけです。しかし、現実はいい歳こいたオッサンがメンタリティを否定する書き込みをしているわけですよ。大丈夫なんですかね日本?
や、ここまで偏執狂的になれるのが凄いな、と。いくらなんでも頭が固すぎやしませんか、と。かけ算の答えじゃないんですから、別に新OPに対して不満がない人がいても、そんなにおかしいことではないわけです。けども、否定派の人々はそれすら許さない。あの曲を否定しているだけではなく、あの曲を否定する人まで頭ごなしに否定している。
さらに各動画サイトでは新OPの動画に旧OP曲を流すMADが次々と投稿され、その数は既に50以上。動画投稿祭りというわけのわからない事態にまでなっています。
というわけでですね。僕も彼等の気持ちを近いすべく、新OPとか旧OPとか、各種の様々なMADを見てみました。まるでルンゲ警部のように「私は放送当時に『ヤッターマン』を見ていたオッサンだ……オッサンだ……」と。
恐らく、旧OPだけで50回くらいは聞いてみたと思います。旧『ヤッターマン』の作風が『いなかっぺ大将』みたいで、アイちゃんの声がキクちゃんの人だ! ボヤッキーが
勿論、いくらOPを比べてみたとしても計れない30年の思い出補正というのはあるでしょう。人気作品でしたから、思い入れの強い人が多いのもわかります。それでもこれは凄いな、と。結局、気持ちの乖離は埋まりませんでした。
というかですね。30代、40代ともなれば、ある程度の人生経験を積んで揉まれてきていると思うんです。辛かった出来事、理不尽な出来事、悲しかった出来事、様々経験している筈なんですよね。そういう経験を積んできた人というのは、トラブルに関して免疫ができて何事にも動じなくなるものだと僕は思ってきました。それが大人になるってことなんじゃないかと。
それがこんなに大騒ぎしてしまうというのが……ちょっと暗澹たる気持ちにさせてくれます。
まぁ、神曲が陵辱されちゃった。実子がレイプされちゃった。30年の時の中で、『ヤッターマンの歌』は神格化されたんだ、と。そう思って無理に納得することにします。
オチなんてないっすわ。
2008年01月15日 / 『ヤッターマン』の感想
1月14日の月曜日から、『ヤッターマン』リメイク版のオンエアが始まりました。
タイムボカンシリーズ……とは銘打ってはいませんが、シリーズとしては8年振り、『ヤッターマン』として数えると実に29年振りのTVアニメの新作であり……って29年! いやはや、良く企画が実現したものと思います。
しかしながら、29年振りとは思えないくらいの注目度で2chの実況スレッドでは
2008年01月14日 19時27分33秒 総レス数:2275res/分
#│ 局 │ レス数. │ 率 │ 番組
. ━┿━━━━━┿━━━━━┿━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━
1│.日本テレビ.│1263res/分.│. 56%│[新]ヤッターマン
2│.フジテレビ. │. 611res/分.│. 27%│SMAPローズデー!!愛のプレゼント当る!! 草なぎ剛...
3│.テレビ朝日.│. 142res/分.│ 6%│Qさま!!豪華芸能人汗と涙のプレッシャー感動SP
4│ NHK総合 . │. 138res/分.│ 6%│NHKニュース7
5│.TBSテレビ..│ 88res/分.│ 4%│関口宏の東京フレンドパーク2
6│ NHK教育 . │ 19res/分.│ 1%│マテマティカ2[再]
7│.テレビ東京.│ 14res/分.│ 1%│スターズオンアイス
…と、1秒に20書き込みよりも多いペースでした。実況板のオッサン率の高さが伺える数字ですね。
注目度が高い理由としてはゴールデンタイムに放送とか、監督が一緒とか、メカニックデザインの人が一緒とか色々と考えられますが、その最大たるところはメインキャラクターである3悪の声優が据え置かれたという点でしょう。かく言う僕も同じ声優だったから、今回観たんだと思います(笑) 兎に角、懐かし過ぎるの一言。
ちなみに初回視聴率の方は10.5%。何せ裏に『フレンドパーク』と『ネプリーグ』のある時間帯ですから、コンスタントに二桁を刻み続けることが出来れば安泰と言えるでしょう。
ですが、肝心の内容の方はというと……ちょっと微妙でした。昔の曲とか、昔の演出とか、昔のテイストを出しつつも現代を舞台にしている違和感とでもいいましょうか。作画もイマイチですし、過去と現代との融合が成されていないなんとも言えない気持ち悪さがあります。
下手にリメイクせずに、昔のテイストを大事にしようという思惑と、平成の『ヤッターマン』にしたいという思いが相克した結果、このアンバランスさが生まれてしまったのかも知れません。

OPがなぜかアメコミ風でした

懐かしい過ぎるシーン1


懐かしい過ぎるシーン2

懐かしい過ぎるシーン3
何はともあれ、ネットアイドルほいみんは『ヤッターマン』を応援しています。
2007年12月18日 / 『MADLAX』の感想
『MADLAX』というのは2004年にテレビ東京の深夜にやっていたアニメ番組のことです(全26話)。『NOIR』のスタッフの作品と言えば……わかりにくいか。ヤンマーニなアニメといった方が通じやすいのかも知れません。
※ヤンマーニ
『MADLAX』の挿入歌。曲の中に「ヤンマーニ」と聞こえる部分がある為にそう呼ばれる。またこの曲をきっかけに結婚した男が2chにおり、ヤンマーニ男と呼ばれるといった逸話もある。ちなみに本当の曲名は『nowhere』。組曲ニコニコ動画の中でも使われている。
どうもここ数年はアニメとかゲームとかのチェックが疎かになっており、それは何でかなぁというとそういったメディアを見ることに非常に体力を使うようになったからなのですが、よくよく考えてみたら発想が爺臭すぎると思ったわけですよ。老人じゃないんだから。そんなことはアルツハイマーの人にだってわかる。というわけで、インプット作業と言うつもりはないんですけど、良作と呼ばれる作品くらいはチェックした方が有意義かなーと思った次第なのであります。作品を観るのは疲れるけど頑張るぞ!
そういうわけで、まずタイトルが浮上したのが『MADLAX』。なんでも2001年の『NOIR』、2004年の『MADLAX』、2007年の『エル・カザド』というのが美少女ガンアクションの3部作とされているようで、『NOIR』以降まったくのノーチェックだった僕は時間の流れを痛烈に感じたのでありました。そんなことになっていたとは知らなんだ。
まあ『NOIR』が傑作だったらその後もチェックしていたのかも知れないのですけど、完全な雰囲気アニメでしたからねえ。BGMとキャラクター、作画や演出、全体の雰囲気は覚えているけど、肝心のシナリオが全然印象に残らないという残念アニメ。『NOIR』と言ってまず思い起こされるのが梶浦由記のBGMでしたからねえ。2秒で名曲とわかる曲が惜しみもなく使われていたのが印象的でした。ちなみに『NOIR』本編に関してはリアルタイムで観ていたのですが、残念ながら途中で挫折してしまいました。
が、まぁそれから数年を経て大化けしましたね。さすがに面白いと言われているだけあって面白い(変な日本語だ)。どういうお話なのかと言うとWIKIのストーリーの項目を参照して頂きたいのですが、『EVE burst error』みたく、二人の主人公がまったく別の場所から段々と一つの結末に向かって収束していく……みたいな伏線回収ストーリーなのですが、その繋げ方が見事すぎるのです。
第1話から終盤まで次々と伏線がばらまれていき、それを回収できるのか? と思わせるくらいわけがわからなくなるのですが、物語の終盤から次第にそれを収束。難解すぎず、簡単すぎない程度にまとまっており、バラバラに絡まった糸が段々とほぐれていくカタルシスが味わえます。これはちょっと……いやかなりの名作ですよ。この手の伏線作品でここまで回収しているのはちょっと他に思い出せないです。大抵の作品は作者の自慰的な投げだしエンド。ヒントはあるもののそれを紡ぎ合わせる作業はユーザーの手に委ねられてしまうのですが、この作品はそれがなくとてもわかりやすい。第1話から第26話まで完璧に計算されており、ここの伏線がこう繋がる、こっちはこう、ここはこれ、と線と線で結べるんですね。まるでテスト問題のように繋げてしまうのです。勿論、程良い程度に考察の余地は残されており、その辺のバランスが見事。
っていうか、終盤まではかなり難しく「明確な答えをはぐらされるパターンの作品」に酷似していただけに意外な形で裏切られました。やばそうな雰囲気を出しつつも、びしっと纏まっていたところに好印象を覚えたのかも知れません。
ただ惜しむべきは、エンターテイメント性に欠けているというところでしょうか。全26話の作品としてみれば傑作なのは間違いないのですが、1話1話で楽しませる要素に欠けています。主人公であるマドラックスが「凄腕のエージェント」という設定なのですが、どうもそれが活かされてません。強敵が登場しなければ、「こんな凄い作戦をいとも簡単に!」みたいな爽快感もありません。少年漫画的な活劇が少しでもあれば……と思いました。
例えば『エヴァンゲリオン』であるなら、日常のシーンであるとか、ゲンドウと冬月の「温いな」のシーンであるとか、マヤが「不潔」と言ってみたりとか、そういう風に楽しませる部分がない。それ故に気を張りつめてずっと観ていないといけないから眠くなったり、疲れてしまったりするわけです。この作品、非常に挫折する人が多いのも特徴なのですが、それはそういう風に楽しませる要素に欠けているからですね。
唯一、マドラックスが『nowhere』の曲に合わせて暴れ回る通称「ヤンマーニタイム」の間は爽快感を楽しめるのですが、それ意外は大変地味。内戦でドンパチやってる危険地域が舞台なので、あまり笑いの要素を入れられなかったのはわかるのですが、もうちょっと頑張った方が良い部分だったと思います。これさえ良ければ……かなりの傑作になったのではないでしょうか。
そうそう『nowhere』は良かったのですが、他のBGMは『NOIR』の方が上だったと思います。とはいっても素晴らしいことには違いないのですが。
まとめ
これは観ておいた方がいい作品。全26話を乗り切るのは大変ですが、それだけの価値はあります。
軽い鬱状態になるような作品ではあるのですが、ばらっばらの伏線が次々と繋がっていくのはもはや芸術的。10年くらい前に観ていたら(その頃はまだ存在してないですが(笑))、僕に違った影響を与えてくれたかも知れません。そういうクラスの傑作。
というわけで、『エル・カザド』は近々チェックしてみたいと思います。『NOIR』ももう一度見直してみようかなー、などと思ったり。ではでは。
2007年12月11日 / TVアニメ『ハンター×ハンター』とOVA『HUNTER×HUNTER』を全部観た
1週間くらいかけてハンターのアニメを全部観ました。
あまりにもミーハーなタイトル、メジャーな作品で申し訳ないのですけど、そういうのを通り越して傑作でした。元々、放送当時も観ていたのですが、改めて通しで観るとその凄さが良くわかります。打ち切りで終わったのが勿体ないくらいで、凄まじい程のクオリティ。これが毎週テレビで放送されていたとはとてもじゃないけど思えません。
しかもですよ。今放送されているアニメの殆どが1クールとか2クールとか決まっての放送じゃないですか。これにはそれがないわけで。原作と平行して作られるタイプのアニメでしたから、今の深夜アニメと比べると制作難易度が遥かに高いわけです。原作に追いつかないように、オリジナル要素を加えながら、それでいて『ドラゴンボール』みたいな引き延ばし感があってもいけない。
原作に沿う形でありながら、全く別のストーリーを構成しなければならなかったわけです。原作を完全に再現して作画さえ良ければ評価される今の深夜アニメとは根本的に違います。「ここからここまでの話を○クールでアニメ化する」という前提がない。勿論、原作の設定を無視してはいけません。キャラを破綻させてもいけません。オリジナル展開が原作に矛盾を生んでもいけません。様々な制約が多い。だから、アニメのオリジナルはイマイチというのが定説なんですけどね。このアニメは違ったわけです。というかね。『アカギ』とか『デスノート』とか『はじめの一歩』とか……比べものにならないですよ。今後、テレビアニメでこれだけのクオリティの作品はないかも、とそういうレベル。
ぶっちゃけ、全エピソード申し分ない出来だったんですけど、特に素晴らしかったのが18話~20話の軍艦島のストーリー。これは完全にアニメオリジナルのエピソードなんですけど、まるで劇場版みたいなクオリティで今じゃ考えられない。当時だって有り得ないくらいのクオリティだったと思います。というか、普通では原作の足を引っ張ることの多いオリジナルエピソードを最上位に挙げられるってどういうことなのか(笑) そういう凄まじさです。
もっとも、不満点がないわけではないです。闘技場でキルアが脅しているシーンとか、猫のミケが登場したシーンとか、第4試験でヒソカが震えている時の顔とか、原作で震えるような恐怖があったシーンは再現できてませんでしたし、クラピカとレオリオが同人みたいなノリになってますし、ゴンの母ちゃんがミトさんの姉さんになってたりします。けど、そういうのが些細な問題と感じてしまう程のクオリティでした。
原作のわかりにくいところを補完し、新しいエピソードを付け加え、それでいて原作の連載に支障がないようにし、さらには作画のクオリティも高く、BGMも素晴らしい。原作に追いつかないようにしているのにも関わらず、引き延ばし感が一切ない。
昔は『キン肉マン』とか『ミスター味っ子』とか原作超えのアニメあったのですが、今ではまったくなくなりましたからねぇ。
冨樫先生は様々な罪を犯しましたが、原作に休載が続いたことでアニメを打ち切りにしたのは相当罪深いと思いました。
◎気に入ったアニメオリジナルシーン
★レオリオのハンター試験の志望理由を語るシーンが専用イベント付きでパワーアップしている
→原作は原作で一コマのインパクトがあったが、アニメはアニメで上手い。友人の名前がピエトロと判明したりする。
★第3次試験エクストラとして試験が追加されている
→完全オリジナル。素晴らしい出来。
★くじら島に帰郷した時にキツネグマのコン(アニメではコンタ)とのエピソードが追加
→コンが偽ハンターに襲われるところをゴンが救うというエピソード。その際、コン(コンタ)の息子が念使いになる(笑)
★クラピカがノストラードファミリー入りする前のエピソードが追加
→汽車でセンリツと会いイベント。原作で描かれていないハンターライセンスを奪う賊との戦いを実現。
★クラピカとウヴォー戦がパワーアップ
→凄まじい気合の入り方で描かれている。またクラピカが「エンペラータイム」と言わない等、既存アニメの常識を破った演出になっている(笑) ちなみに陰獣戦はアニメでもカット。
★ダルツォルネが簡単に死なない
→原作ではあっさり死んだダルツォルネが旅団から30秒時間を稼ぐ。その稼いだ時間で他の仲間がホテルの部屋から脱出できたという内容に変わっている。他にも仲間のことを想うエピソードが多数追加されており、原作とはひと味違った良キャラになっている。
★クロロとゼノ、シルバ戦がパワーアップ
→こちらもゼノが「ドラゴンダイヴ」とは言わない。やたら気合が入っている。
2007年09月14日 / 『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 序』の感想
◎観に行こうか迷っていたけど、巡回サイトの8割が観ていて全員が面白いといっていたので行ってきました。や、インターネットの世界で此程までに絶賛意見がでまくりというのは大変珍しいことで、例え良作であったとしても最初は辛い意見が続出して落ち着いたころに本当の評価が出てくる……というのが一般的じゃないですか。だから、初期段階でみんなが面白いと言っているのは相当面白いということなわけで、どんだけーっていう気持ちでいっぱいだったわけです。
◎尤もまだ完結していないからというのも大絶賛理由の一つだとは思うんですけどね。盛り上げるだけ盛り上げておいて次に引いておけば、「面白れー、次はどうなるんだー」ってな気持ちになるわけですから。だから、普通に完結している作品よりは、好評価が出やすい状況だとは思いました。その辺を踏まえつつ。
◎で、感想なのですが、大変面白かったです(笑) なんだろう、当時『エヴァ』を観て面白いと言っていた人達、その後の展開を観て庵野カントクに対してブチ切れた人達、自分なりに『エヴァ』にけりを付けて去っていった人達、全員を黙らせるだけのエネルギーを映画から感じましたよ。当時の背景があって、それでも『ヱヴァ』を作るからにはそれなりの理由があるのだろうと思いましたが、それは映画に出ていました。心技体が揃ったというか。宇宙の創世、ビッグバンみたいな閃きがカントクにあったんだろうなあと。
◎これはそういう類の物であり、一人の人間が一生に一度だけ創れる傑作に値するレベルであると。
◎もうね、当時の懐かしいセリフが出てくる度に脳汁が溢れていくのがわかって、( ̄ー ̄)ニヤリッとした表情をセーブすることが出来なかったですわ。テクノ君ばりにアドレナリンが溢れ出すというか。「使徒だな」「ああ」「勝ったな」「逃げて」「パターン青、使徒です」「帰れ」等々、もう耐えられなかった。心拍数上がりまくりでぶっ倒れそうになったわ。この映画が98分だから助かったというか。『HERO』みたく140分あったら、間違いなくぶっ倒れたですよ。汗吹きまくり、オタ心を擽りまくりというか。掌の上で遊ばれている感覚すらあったです。
◎ただ「ただいま」「おかえり」のシーンがカットされていたのは残念。あれは『エヴァ』でもかなり好きな類のシーンだったので。
◎しっかし、作り直しを違和感なく見せる手腕は見事でした。コンテとか、BGMの挿入タイミングとか、細かいセリフとかが結構変わっているのですが、そういう違いって普通は気持ち悪さを感じちゃうじゃないですか。昔のと比べて。「BGMが変」とか「セリフが違う」とか「前のが良かった」とか。そう思っちゃうパターンが多い。明らかにパワーアップしていてもそう思っちゃう。特にオジサンは『EOE』でそれを感じたのだけど、『ヱヴァ』ではそれが全くなかった。この違和感の解消は神業でした。
◎あとはアレだ。なんといっても使徒達ですよ。全体的に神々しさが増したというか、無機質なものから不気味なものになってましたな。ヘンテコな効果音を発するようになったり、CGを使って描いたことで怖さも増した感じ。人間という地球のガンを掃除する『トップを狙え!』の宇宙怪獣的な圧倒感。「目標は完全に沈黙しました」から「形象崩壊しました」に変わったのも◎。
◎まぁ何にせよ、インターネットの時代に再び『ヱヴァ』をやってくれたことは有り難いです。旧作の時はまだまだ未発達でしたからなあ、インターネット。これから2年くらいかけてアレコレと楽しめるのは非常に嬉しい。3回に分けて上映というのも時代に合っている感じ。
◎というわけで、感想終わり。旧『ほいみんのページ』スタイルの散文でごめんネコ。
2007年03月16日 / アニメ版『デスノート』のOPがカオスな件について
アニメ版の『デスノート』のOPがリニューアルされました。これまではナイトメアの唄っていた『the WORLD』をテーマ曲にシリアスな雰囲気のする内容でしたが、今回のリニューアルによって全くの別物に。
OPが変わるということを知らずに観たので、かなり不意打ちを食らった気分になりましたが、これは単純にスゴイです。
その新しいOP。マキシマムザホルモンというバンドがテーマ曲を唄っています。名前を聞いただけでアレな感じがする方もいるかと思いますが、曲そのものはメタル系のジャカジャカした感じで格好良いです。タイトルは『What's up, people?!』
しかし、OPそのものはとにかくスゴイ。弾けてます。
では、一体どんな感じにスゴイのか。懐かしい『俺ニュース』スタイルで紹介したいと思います。

ビックリマンシールのホログラムみたいな色彩でリューク登場、というところから始まる。かなりのインパクト。

英語が次々にスクロール。

『デスノート』のロゴ。

月の「はははははは」の顔。

それが引いていくと、「はははははは」顔のバーゲンセールに。主人公とは思えません。

Lが壊れたオモチャみたいに動く。

リンゴを追い掛けるリューク。

妖怪人間ベムみたいな顔色の月。

松田さん。

ワタリ。

発射。

ライフルを持っているのは……。

なぜか相沢。

リューク。

ミサ。

ミサ。

白月。

太極拳みたいな動きのL。

脚。

なぜか回し蹴り。

ミサ。

変な踊りのリューク。

月。

歩く。

消化不良キャラ魅上。

このOPはジェバンニが一晩で作ってくれました。

メロ。格好いいです。

シルエット。

ニアでした。

ここからは高速で次々に絵が変わります。

血ー。

ゲシュタルト崩壊。

ゲシュタルト崩壊2。

初号機、暴走。

初号機、活動停止。

ひび割れる月。

死神界。

デスノート。
…いかがだったでしょうか。恐らく、何がなんだかわからなかったという人もいるのではないでしょうか。かく言う僕にも良く分かりませんでした。鬼才というのはこういうのを作る人の為にある言葉なのかなと。色彩、動き、ストーリー、全てが常人の成せる技とは思えない仕事で素晴らしいです。
え? まるで美術の時間に描いた「スプーンに映った自分の顔」みたいなヘンテコな色彩だったですって? そんなことはないです。ああ言う色遣いというのは、自分の目に実際そう映っていないと表現できないものですので、実に想像力が豊かだということではないでしょうか。クリエイティブということなのですよ。
アニメそのものの感想は止めてしまいましたが、こんなサプライズがあったのなら、もうちょい続けておけば良かったかなーと思いつつ。
バーチャルネットアイドルほいみんは、荒木哲郎監督を応援しています。