
| ◎はじめに ドラゴンナイトシリーズの第1作目。オリジナル版はエルフのデビュー作……だと思う。それが平成元年のシロモノだから、5年過ぎてからの移植っていうことになる。 PCE版は、なぜか2が初めに移植されたあと、3が発売されて、1の発売となっている。う〜ん、なぜだろうか? 人気順と考えることもできるんだけど。恐らくは3発売後に1移植希望ってのが結構あったんだろうなあ。 でもって、このドラゴンナイト1は、1、2、3のグラフィックが見られる「グラフィティモード」つき。枚数は300枚以上。でも、このモード読み込みが遅いのであまり使えない。 ◎シナリオ紹介 自由奔放がモットーの放浪の戦士ヤマトタケルが、ふらりと立ち寄った国ストロベリーフィールズは、なんと女だけの王国だった。 だが、その国は邪悪な力を持つという「ドラゴンナイト一族」の前に滅亡の危機に瀕していた。 ◎プレイ雑感など オープニングからラスボスがご挨拶するのはシリーズ伝統らしい。2も3もそうだった。 結構長いオープニング。実際に動かせるようになるまでに10分くらいかかる。まぁ、飛ばすことが可能なんだけどね。ちなみに声はフルボイス。一枚絵がでている場所ではすべて音声が出る。キャスティングは、3と同じ。でもって、PSとかで出たドラゴンナイト4でも、この声優のまま。>タケル=神谷明とか で、プレイしてみたのだけど……。なんか貧弱。まぁ、オリジナルが古い作品だからってのはわかるけど、それにしても要素が少ない。 街の数が1つなのは、まだ我慢できるとしても移動箇所が6カ所しかなく、アイテム数も少ない。魔法なんて3種類しかない。8時間くらいでクリアできてしまうし。 オリジナル版に忠実なのは良いのだけど、もっと要素を増やして欲しかったってのが本音。これだといくらなんでも古臭すぎる。 追加要素として採用されているのは、音声演出の追加と、NPCキャラの追加、それとモンスターのアニメーション。モンスターのアニメについては、戦闘時に読み込みがないのにも関わらず良く動いてて良かった。NPCキャラは思考ルーチンがへぼかったのを覗けば良いアイデア。死んでもゲームオーバーにならないしね。 で、ダンジョンRPG部分は、メガテンみたいな感じなんだけど、この辺の出来はまぁまぁ。謎解き面も多少は手応えある。でも、やってて面白いとは思わなかった。なぜかというと、露骨なおつかいイベントしかないから。おつかいイベントってのは、それと気づかせないようにしないとまったく詰まらなくなってしまうわけで。 それと、戦闘ルーチンがヘボイヘボイ。単に、攻撃力から守備力を引いただけなんじゃないかコレ? 発売日的にはこの作品よりも前にでたドラゴンナイト3の方が、まだバランスは取れていた。兎に角、簡単すぎ。一回の戦闘で得られる経験地が多いのと、敵から逃げにくいのとが合わせ技となって、より一層ゲーム性を無くしている。簡単にレベル上がっちゃうし。悪く言えば作業。雑魚よりも、ボスの方が弱い。この辺、一回プレイすればわかることなのに。 ドラゴンナイト以外は、ボスのグラフィックがちゃんと用意されてなく、雑魚が多くでてくるだけってのも気に入らない。末期だし、金無かったんだろうな。 それとPCEのゲームなのにバグがやばい。キャラの音声とかでている場面で、スキップさせようとすると随分な確率でフリーズする。私は5回くらいフリーズした。もう泣けてくるよ。デバッグの時間くらいちゃんと割いてくれ。コンシューマーなんだから。 でも、ドラゴンナイト2や3への複線が用意されているのは良かった。同作品をプレイされた方は思わずニヤリとするハズ。多分、オリジナル版とは違うセリフに書き換えているのだと思うけど、2や3に繋がることをいくつか言ってる。 あと、音楽。CD音源と内蔵音源とで、ここまで変化があるのも珍しい。イース以来かも。全部で15曲くらい。CD音源の曲は良い感じ。内臓音源の曲は……。 オープニングは今回もあの曲。シリーズ共通で使われてる奴ね。 |
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◎最後に ま、コレクターアイテム的な作品。 でも、そこそこ見どころがある作品でもある。グラフィティモードだけでも価値はある……多分。 でもまぁ、それまでのレベルなんだけどね。ってゆうか、私はPCEコレクターってわけじゃないのに、なんでこの作品を持ってるんだろう……(汗) 声優のキャスティングだけで金を使いきったのでは? とも思った。かなり豪華。こういう金の使い方は……正しいんだろうな。この手のゲームに関して言えば、内容よりも声優に金かけた方が売りやすいもの。当時、声優ブームだった気もするし。 |
平成12年2月20日 記
平成13年6月18日 加筆修正