| ◎はじめに メガテンとプリクラのアトラスが、昔はこんなゲームも作っていたんだぜ、という話。 この手のジャンルって、当時は相当冷たい目で見られていたからなぁ。っつうか、当時がどんな時代だったのか覚えていないけど。 なぜ、このゲームが手元にあるのかは秘密。 蛇足。現在、プレミアが少しついていると知ってちょっとうれしい。 ◎シナリオ紹介みたいな 前作、宇宙探偵ディバンから数年後が物語の舞台。 全宇宙の人類を麻雀で支配せんと企む闇の麻雀女王、ウラドラーは傷ついていた。 もはや銀河探偵連邦の追撃を免れないことを悟ったウラドラーは、自らの身体を4つに分散し、日本――地球上で麻雀が一番盛んな国――へ潜入させた。 このままでは世界一勤勉な民族、日本人のみならず、全地球人が麻雀の甘い罠によって、退廃と堕落に支配されてしまう。 銀河探偵連邦の勇者たちは、麻雀を得意とする3人の少女に乗り移り、ウラドラーの野望を阻止すべく立ち上がった。彼女たちの使命は、各地に散らばったウラドラーの分身と、その部下たちを探し出し、麻雀勝負で打ち負かすこと。だが、そこには数々の罠と、試練が待ち構えている。3人は果たして、地上に平和を取り戻すことができるのか――? その3人の名は―― セイバーエンジェル! なんなんだ? この突っ込んでくださいな、的ストーリーは!! というか、このゲームをプレイしている当時は、さほど気にならなかったけど、今読み返してみるとすげぇストーリーだな。ウラドラーってねぇ。 ◎プレイ雑感みたいな 冒頭からセイバーエンジェル役の3人の地球人が死ぬ。ビッグインパクト。ってゆうか、都合のよい展開。 でもって3人の名前が、麻上筒子、麻宮萬純、麻尾索紀。 いかにも麻雀ゲームくさい。 でも、こういうノリって結構好き。ってゆうか、このゲームをプレイすればするほど、アトラスの印象が変わっていくよ。こんな奇想天外な発想ができたのか、って。 ゲーム自体は、麻雀AVGっていうか、麻雀の間にデモやらアニメやらのストーリーが展開されるっていう感じ。ちなみに分岐なし。んなもんねぇよ。ステージ1ではダンジョンくさいシーンもあるけど、基本的にAVG部分は文字を読んでいくだけ。 まぁ、とにかくこのゲームそのもののノリが凄い。ってゆうか、変。 敵が4体に分離している、っていうところから4ステージに分かれているのだけど、そのステージの内容も雀狂学園(日本で唯一、プロの雀士の育成を目的とした女子校)や秘密クラブ(某繁華街に位置し、日夜、闇プロレスという淫虐のフェスタに酔いしれる者の集う謎の秘密クラブ)や聖麻界(森羅万象、万事を麻雀がつかさどるという異次元の世界)などなど、わけわからん。 とにかく世界観がすげーわ。こんなゲームを買ってしまった自分もどうかと思ったけど、なぜか今までプレイした麻雀ゲームの中で一番面白かったよ。嘘偽りになしに。 話変わる。 キャラ数が滅茶苦茶多い。前作からのキャラクターとかもいるし、30人以上はいると思う。でも、まともなキャラクターは一人もなし。というか、通常のゲームにおける「戦闘(闘い)」が「麻雀(2人打ち)」に置き換えられているので、まともなキャラを作ること自体が無理。何かのパロディみたいな奴とか、頭のネジがとれているような奴がほとんど。 ボスとかは、かろうじてまともな感じだけど、緊迫した雰囲気の中で相手が持ち出してくるのは麻雀。つまりはこういうノリなわけね。 麻雀ゲームっていうことなので、その部分についても触れとく。難易度はかなり低い。というか、イカサマし放題。倍満とか跳満とか簡単に上がることが可能。でも、敵キャラとの点差がひどい。 こちらの持ち点は30000点なのだけど、相手側が100000点とか200000点とか持っているのでひっくり返すのが非常に面倒。敵キャラ数が少なければそれでも良いのだけど、数え切れないほどの敵キャラが用意されているので、自ずとプレイ時間は長くなってしまう。 ラスボスなんて5回くらい戦ったような気がするな。某リアル麻雀の場合は、一回上がれば相手脱いだけど、このゲームの場合は敵の点数を0点にしないと駄目な仕様。 で、お色気具合はどうなのか? ま、PCエンジンやからね。そんなんを期待しては駄目。相手に打ち勝つと、敵の服がアニメーションでバラバラになるのだけど、裸が見える前に画面は切り替わってしまう。勿論、ビーチクの露出も無し。桃伝2の勝ち。 今思い出したけど、ほぼフルボイスだったと思う。AVG部分とかでは喋りまくりで、声優数も多い。結構金かかってる、っていう印象。 三石琴乃さんとか、こおろぎさとみさん、水谷優子さん、折笠愛さん、などなどかなりの豪華メンバー。でもって、やっぱりプロだわと思う。エロとか違う意味での恥ずかしいセリフとかバンバンこなしてるし。 まぁ、なんだかんだ言っても楽しめたんだよなぁ……。機会あったらプレイしてみるがよろし。多分、楽しめると思う。 |
平成12年5月15日 記