S.C.I








メーカー タイトー(PCE)
ジャンル  スポーツ・レース
値段 7200円
発売日 91/1/25



 ◎プレイ雑感
 このゲーム。はじめはパッケージからして、車同士のグランツーリスモみたいなレースゲームだと思ってたんだけど、いざプレイしてみたら、かなり面喰らった。
 まず、唐突にねーちゃんからの無線が入り「○○の車を追え!」みたいなことを言うんだけど、良くわかってなかったので、ハテナな気分でゲームスタート。
 十字キーの上ボタンで、アクセルっていう仕様が好き。なんか、凄く昔っぽいぞ。
 まずは、ごく普通のレースゲームみたいな感じでスタート。結構スピード感に溢れていて良い感じ。
 けれど、ここからがこのゲームならではになってくる。
 このゲーム、主人公側の車が、アメリカの特殊警察という設定になっており、それで犯人車を捕まえることが目的という、至ってシンプルな内容。
 が、問題は、ここからだ。
 犯人を捕まえる為には、体当たりしようが、ピストルをいくら撃とうがすべて自由。
 ってゆうか、目的の為なら手段を選ばないのか? 向こうの警察は??
 しかも、道路には犯人車、主人公車の他に、一般車も混じっているんだけど、これまた何をしようとオールオッケー。全然、おとがめなし。発砲しようが、アタックしようがすべて自由。
 犯人車に攻撃が当たる度に、主人公側が「オーケイ、オーケイ」メチャクチャ荒いPCエンジンボイスを発してくれるのだが、こいつらは多分サドだ。ってゆうか、車のケツに火をつけながら、それでも逃走を続ける犯人車。こっちもかなりおかしいがな。
 っつうか、国家権力を盾になんでもありってのはどうかと思うが?
 それでもって、まだここでこのゲームの凄さは終わらない。犯人車が見つかると、ヘリコプターが空から颯爽と登場。
 パラシュートにバズーカ砲をつけて投下してくるんだけど、一般道でバズーカ砲をぶっ放す警察の方がよっぽど悪者だと思う。ってか、そんなまどろっこしい受け渡し方にするなら、最初から詰んどけよ。
 このゲームの警察は目的の為なら手段は問わないという、歪んだ正義心を持っているらしい。勿論、バズーカを一般車にぶっ放してもなんのお咎めなし。「オーケイ、オーケイ」
 さらに、特殊警察っぽいこいつらの車は、ターボ仕様になっている。けれど回数は3回だけ。ボンドカーもビックリの仕様だ。
 極めつけに笑えるのが、こいつら主人公の失態続き。ステージ1で犯人を捕まえたと思ったら「俺は囮だ」。ステージ2で犯人を捕まえたと思ったら「俺は囮だ」。ステージ3でも「囮」、ステージ4でも「囮」……。
 ……最終ステージ5までの4つの犯人車はすべて囮。もう少し組織的に情報を良く集めようとはしなかったのだろうか? あとボスの名前がボブっていういかにも適当につけたっぽい所が素敵すぎ。
 んでもって、十字キーの上がアクセルなので、親指がかなりつる。ステージ4に来るくらいでもう限界に達して、自分との戦いに突入するという素晴らしさ。
 まぁ、なんにせよ楽しめたのは確か。すべて狙ってたのだとしたら、センスあるよ、ホントにサ。



平成12年2月24日 記