FANAL FANTASYVIII
メーカー スクウェア(PS)
ジャンル RPG
値段 7800円
| テレビでも見ましょ。 まあ、この作品の発売近くのテレビCMね。 Darling, so there you are With that look on your face As if you're never hurt ……♪ やたらと、この作品のCMが目立っていたよなあ……。もう、親のカタキのようにバンバン、バンバンCM流しちゃうもんだから、こっちも買いたくなっちゃって(笑)。 いや、ホントはそんな理由じゃないよ。まあ、このシリーズは自分自身すべてチェックしてるからね。T〜Zまで、ぜ〜んぶプレイしている者としては、やっぱり買いたくなっちゃうんだな、これが。 がしかし、Zはどうにも自分には、あわない作品だった。一番許せなかったのは戦闘のヌルさかな? あの難易度の低さ、あれにはホント参った(^^;。 まあ、Zの時はめちゃめちゃ期待してたからね。ま、今回はそんなには期待せずに発売日を迎えましたとさ(期待してなかったわりに、発売日には買ってたけど)。 シナリオ。 兵士養成学校(ガーデン)で傭兵となった主人公スコールは、パーティー会場で少女リノアと知り合う。 それまで他人とも関わりを拒絶してきたスコールだが彼女の自由な生き方に、次第に影響されていく。 スコールは時として“夢”のような感覚に陥り、そこでラグナという人物を知る。 一方その頃、突如、大国ガルバディアが全世界に向けて宣戦布告。演説する大統領の傍らには人々の記憶から消えかけていた「魔女」の姿があった……。 キャラクター。 パーティーに入るキャラクターに関しては、人数が少ないにもかかわらず、あんまりよく描けていないのは事実。主人公とヒロインに関してはまあいいかな? っていう感じだが(それでも駄目かな)、酷いのは他のキャラクター。ただパーティーにいて、セリフを喋っているだけって感じ。過去のエピソードやら、強い感情なんかが、ほとんど描かれてないのよ。XやYでは、ちゃんと出来ていた事なんだけどねえ……。それぞれ、個性的な性格で面白いだけに残念(主人公除く)。 でもって、主人公っぽくない主人公。 性格が全然主人公向きじゃないね。めちゃ暗いし。脇役っぽい感じ。まあ、どういう性格が主人公向きか、って言われたら返答に困るが、この主人公は見ていて面白くない。当然、主人公であるから作中ではリーダーをつとめる事になるのだが、私的には「なぜ、こいつをリーダーにすんの?」、って感じね。なぜだかはしらんが、いきなりコイツをリーダーにしちゃうのよ。まあ、主人公だから当然かもしれんがね。 でもって、もう一人ラグナという主人公がいるわけだが、コッチはいい感じ。ってゆうか、こっちの方をメイン主人公にした方が絶対良かった。スコールは、はっきり言って使いふるされてる感じのキャラだ。プレイしていて面白いと思える主人公はラグナの方。それは絶対に間違いない。 それ以外のキャラに関しては、まあいいと思う。脇にもかかわらず結構、面白いキャラクターが多い。 ストーリーについて。 なんか、中だるみっていう感じ。最初の方は、まあ、いい感じで進んでいたが、中盤になると……ね。あんまり面白いイベントも無かったし、必然性も感じられなかったなあ。が、後半は良い。後半といってもかなり最後の方ね。ここら辺がいいと「終り良ければすべてよし」、っていう感じで作品全体の評価も上がるね。クリアまでの時間が、46時間くらいかかったけど、30時間以上は面白くなかった。長すぎるシナリオという事はないんだけど、もう少し工夫というか飽きない為に何かしてほしかったなあ……。 これも主人公のせいかな(笑)。 ネット上で行われている某所でのFF[キャラクターアンケートでも、スコールはかなり下の方だったし。普通は主人公っていったら、1位か、2位でしょ。 と、少し話しがずれてしまったが、要するにおしいっていう感じでしょうかね……。 でもって、今作のテーマは「愛」であるわけだが、これがねえ……。 私的にはもちろん大歓迎。私自身、「愛」に生きる人間ですから(バキ)。と、冗談はこれくらいにしておいて……(冗談だったんかい!)。 まあ、スクウェア自身は、FF[のテーマの「愛」とは、スコールとリノアの恋愛だけではなく、いろいろな意味がある、としているが、私はスコールとリノアの恋愛という部分しか「愛」を見出せなかった。 ま、それはどうでもいいのだが、このスコールとリノアの関係がねえ……。最初はリノアの事に関心のないスコールだが、いきなり好きになってるのよ。これにはどうかなあ、って思った。「あるイベント」が終ると、いきなりリノア好き好き人間になってしまうスコール。ちょっとねえ……。 実は出会った時から、リノアの事を好きだったスコールだが、その気持ちに気付かず、「あるイベント」を境に気付いた、と解釈する事もでけるけど、それと解釈させるには、少しテキストがたりんかった。ま、多分そう言いたかったのだろうが。 あとは、世界観かな? 私がRPGをプレイする上で、かなり気にするのが世界観。これがいいか悪いかで、かなり作品の評価が変わってくるね。ってゆうか、私が面白いと思ったRPGのほとんどが、世界観が良い作品なんだな。 でもって、[の世界観は×。どうにもこうにも駄目だねぇ……。科学万能で、列車まで走りテレビまであるのに、なぜか剣を振る主人公。ミサイルでも常備してるんだったらわかるんだけど(笑)。 あと、ストーリーについて言いたいことは、全体的に引き込ませる要素がなかった、という事。これは「面白くて、止まらない」、っていう奴ね。これが、ほとんどなかったなあ……。発売日に買ったのもかかわらず、クリアするまでに、40日くらいかかったし。昔は、ファイナルファンタジーといったら、もう徹夜でやりこんで、3日でクリアーとかいってたけど、今作は「やっと終った」、って感じ。面白ければ、いくらシナリオが長くても苦痛じゃないのに。 システム。 FFシリーズの伝統? として、毎回違う戦闘システムを採用するっていうのがあるけど、今作もまた前作とは違うシステム。よく考えるなあ、って感じ。 前作はマテリアのシステムだったけど、今作ではジャンクションシステム。ま、システム面のとっつきの悪さも伝統のウチなので(笑)、特にモンクないは無いな。ややこしくて、とっつきにくいが、慣れちまえば問題ないし。雑誌とかで、発売前に情報を仕入れておいて――という方が多いだろうし。まあ、特には書かないけど、要するに魔法を装備するって感じでしょうかね……(正確には違うけど)。例をあげるなら、力に装備すると、力が増えるっていう感じ。 まあ、そこはいいかも知れんけど、問題は魔法の事っていうか他のシステム全般の事ね。 変わり過ぎ。 まあ、ここまでシステム変わると、続編でもシリーズ物でもなんでもないね。戦闘シーンでのウインドウ表示も、全く違うものになっちまったし、魔法も、アイテムみたいだし。 金の入手もモンスター倒して……というのではなく、給料制だし。 で、再び戦闘システムについての事に戻るが、前作は、あまりの難易度の低さに片手でもクリアできてしまうというシロモノだったが(笑)、今作では――。 今作も、相当ヌルイね。前作よりは全然オーケーだが、でもヌルい。 かつて、ファイナルファンタジーシリーズといえば、難易度が高い、の代名詞だったが、Zからは、くるっと難易度が低い、に変わっちまった。……これって結構悲しいね。が、今作の対象年齢は下がっておらず、むしろ上がっていると思う。オープニングで英語がでてきたり、言葉が少しオトナ向けだったり。 ま、ヌルい難易度っていうのは、なるべくストーリーを楽しんでもらいたいっていう事なのかねえ……。 いろいろな方が、ラスボス強いって言ってたけど、私的にはあんまり強くなかった。むしろ、弱かったと思う。 が、オメガは、久々の当たりかな(笑)。全員のHPが9999になっていても、一発くらっただけで全滅する攻撃とか使ってくるし(笑)。勝てなくてコントローラー投げそうになったの、久しぶりだった(爆)。 原画。 なあ〜んで、天野氏から変えちゃったんでしょうかねぇ……。私的にはあの方=FFの原画というイメージだったんで、Zの時の変更には、ホント参った。魅力的ではない事は確か。 Zから原画を担当されている野村氏の原画に関しては、まったくもって起用に賛成できん! まあ、ヘタとかそういうんじゃないけど、引きつけるものがないんだよな。天野氏の絵は、一度見たらかなり印象に残る絵だが、野村氏の絵はなんていうか、一般的っていう感じで、そんなに印象には残らない。 次回作には、天野氏の復帰を求む!! CGムービー。 まず、みなさんが、今作を評価する時にいう言葉が「CGムービーが奇麗」、ですな。金に物を言わせて(笑)かなりの量と質のあるものが出来てると思う。人物のノッペリ感はどうにかしてほしいが、やっぱり奇麗だし、挿入のタイミングもバッチリ。が、キャラの動きがアメリカ映画っぽいのは、どうかな? って思った。なんか、バックトゥーザフューチャーのマイケルJフォックスみたいだったし(笑)。 でも、やっぱり凄いのは確か。エンディングでのあのボリュームには、驚愕した。 グラフィック云々。 やっぱ奇麗やね。前作でもかなり奇麗で、もうこれ以上は奇麗にはできないんじゃないかな? って思ってたけど、今作の方が前作よりも奇麗だった。ある意味実写よりも奇麗で、みていてウットリ。もう、ホントに奇麗すぎて、どこが出入り口だかわからない(笑)。 これには、勘弁してほしい。前作でもかなり言われたとこだけど、出入り口や扉が背景と染まっちゃって、どこがどうなってるか、私にはサッパリ(笑)。 あと、やたら広くて迷う街。 やっぱりグラフィックが奇麗すぎて、何処にいるのか、何処へいけばいいのか、それがわかんなくて……。 ダンジョンよりも、迷うし。 奇麗なんだけどねぇ……。なんらかの工夫をしてほしかったのは確か。 音楽。 100曲以上あるのに、印象に残っている音楽が10曲もないのはなぜだろう……(笑)。フェイオンの「EYES ON ME」は、かなり良かったけど、なんか後は薄い曲が多いなあっていう印象。 一応書いとくけど、「EYES ON ME」、っていうのはボーカル曲ね。フェイオン(今回ので有名になったな)っていう方が歌っていてかなりいい感じ。 曲を担当された植松氏も、Yまでがピークだったのかも(笑)。 YまでのFFの音楽は、マジで良くて、FFの音楽に植松アリ、って思ってたけど最近のはねえ……。 良くも悪くもBGMに撤しちゃってるのよ。上に書いたように数曲は、いい感じの曲があったんだけど、後は駄目(笑)。 う〜〜〜〜〜ん。 総評、その他書き忘れた事。 あと、ミニゲームとしてカードなんていうのもあったっけ(笑)。まあ、そこそこは楽しめたんだけど、ランダムハンドよ死ね、っていう感じ(未プレイの方に一応説明。ランダムハンドとは、持ち札の中からランダムでカードを選択してしまうという恐ろしいほど嫌なルール。勝つ為には弱いカードを処分しいなきゃいけないのよ。つまり、コレクションできなくなる)。 ランダムハンドが出てきてからは、やってないし>カード あと、モンスターの動きがいいね。断末魔の作りも凝っていて良い。エンカウントした場所を忠実に再現してるのも凄い。こういう細かいところに気を配るっていうのは大切だと思う。 で、総評なんだけど「ま、Zよりは良かったし、そんなには悪くないよ」、っていうところでしょうね。結構[を叩いてる方が目立つけど、私的にはそこまで叩くような内容だとは思ってないし。 が、絶賛するほどの内容でもない事は確か。なんていうかねぇ……。もう続編でもシリーズものでもないんだから、FFを名乗るな、って言いたいんだけど……。 かつてのFFは面白すぎて時が経つのを忘れたけど、今のFFはなぁ……。そして、私がFFに求めているのは「時が経つのを忘れるほどの面白さ」、だし。そりゃあ、贅沢だよ、とか言われても300万本以上は売れるわけだからねぇ……。 今作では、300万売れるほどの面白さっていうのはなかったし。 ま、次回作では再び世界観をXくらいに戻していただいて、剣と魔法の世界観を作り上げていただける事を祈ってます。時が経つのを忘れるほどの面白さを! ……無理だな(笑)。 |
平成11年3月21日 記