とらいあんぐるハート2 ジャニス/AVG/8800円/1999年7月30日発売)
◎はじめに

とらは2パッケージ 1年以上前に発売された作品のレビューである。私自身、少し前に発売されたゲームというのは、プレイする事はあってもレビューを書く事は殆どない。が、今回は特別。本人がどうしても書きたくなったので書く。
 尚、発売されてから1年以上も過ぎていることだし、今回はネタバレ全開でいこうと思う。まぁ、ここを読んでいる方の殆どが、既にとらハ2をプレイしていると勝手に認識して。
 ここで気をつけて頂きたいことが一点。それは私が「とらハ1は面白くない」と思っている事である。世間一般的な評価はとらハ1の方が高いにも関わらずだ。
 2の方が遙かに面白いと思った私の齟齬は一体どこから発生しているのか? それを分析しつつ今回のレビューは展開していく。まぁ、嗜好と体調による影響というのもあるけど、それなりに読める文章にはなっている筈。
 参考までに書いておくと、とらハ1をプレイしたのは1999年の初頭。そして、とらハ2をプレイしたのは1ヶ月ほど前の2000年11月。
◎ストーリー紹介

 三月の半ば。主人公槙原耕介(名前変更不可)は、自宅であるレストランの手伝いをしながら日々を過ごしていた。
 ある日、数年振りに耕介の母親の妹である神奈叔母さんが、レストランに訪ねてくる。
 用件は海外旅行に行っている間、自分が管理人をしているさざなみ寮の管理人代理を勤めて欲しいというものであった。
 それに了承する耕介。
 しかし、いざ代理人としての仕事が始まってみると、さざなみ寮は女子寮ということもあって、若い男である耕介はなかなか皆に受け入れてもらえないのであった……。
◎キャラクター

 前作の主人公である真一郎は、あまりにもいい人すぎて好きになれんかった。が、今回の主人公耕介はかなり気に入った。真一郎並みにいい人であるのにも関わらずだ。さじ加減の問題だけど、真一郎の優しさはやりすぎで胡散臭かった。あそこまでいい人を演じられてしまうと(エッチシーンでは鬼畜入るけど)、見ているこっちとしてはどうしても引いてしまう。
 いい人主人公というと、既存の作品では個性が失われてしまっている事が多い(無個性型に近くなってしまう)が、とらハシリーズではキチンと立ったキャラとして仕上がっている。この辺のキャラ作りのセンスはさすが。家庭的でお兄さんタイプで性格良すぎなのに、ここまでキャラが立っているとは。いやはや脱帽。こういうキャラメイキングのもアリなのかと思ったね。
 只、ここまで魅力的な主人公になってくると、もう少しその設定やエピソード等をオモテに出して欲しかった。これより後に発売された、「とらいあんぐるハートラブラブおもちゃ箱」に収録されている“とらいあんぐるハート 設定集”を見ると、設定段階においては耕介の顔や上半身のラフが存在していたことがわかる。が、とらハ2本編でそれが出てくることはない。つまりは、わざと抑えられている。
 で、女性キャラクター。
 生涯、死んでも萌えなんて云わねー、と思っていた私だが、正直決心が揺るぎそう。魅力的すぎる。引きこまれる。堕ちる。
 本作のヒロインで、おっとりお姉さん的存在槙原愛。セカンドヒロインで大阪弁が粋な友達的存在椎名ゆうひ。とらハ2の妹、仁村知佳。知佳の姉で剣の達人で少女漫画家である仁村真雪(声色が巧い)。霊剣使い、神咲薫。その霊剣、十六夜。なぜか発売前人気投票で一位になった岡本みなみ。ロリ属性の誰もが(別の意味で)発狂した陣内美緒。眼鏡をする為に生まれてきたような藤田望。初潮でお赤飯のリスティ。 そして、とらハ1から千堂瞳&井上ななか。
 無茶苦茶多い。だが、多い分一人一人の描写が薄くなっているという事がない。
◎シナリオ

 とらハ1から2までの発売ブランクは7ヶ月ほどだが、その短い開発期間でよくぞここまで頑張ったと思う。それ程までに盛り込まれている。まあ、その短さの代償はバグになって現れているけど。
 大抵、私がこの手のゲームをやると2〜3人クリアで飽きてしまうことが多い。しかし、とらハ2では後半になるほど盛り上がった。というか、最初プレイし始めたときは、まったく期待していなかったのだ。だから嵌まっていった後半ほど盛り上がったのである。1を2人クリアで飽きて投げていたから、最初はホントに暇つぶし感覚でのプレイ。それがこのザマだ。まったく、どういうことなのかね? 無い時間を削ってまでプレイしてしまったよ。
 その原因が作品に流れてる暖かさ。温さとは違う。隠しキャラという例外はあるものの、基本的にヒロイン同士は顔なじみ、というか擬似家族。さざなみ寮という舞台を用意したのが最大の勝因。一つ屋根の下に主人公&ヒロイン全員が暮らしているというシチュエーションがかなりおいしい。そして、面白いイベントを作りやすい。
 ヒロインメンバーが総動員しての、お花見イベントやクリスマスイベント、お正月イベントなどはキャラクターを生かす為のものとして最高クラス。こういうイベントによってキャラクターには命が宿る。
 また、ヒロインの一人と恋人関係になったとしても、他のヒロインがシナリオに関係してくるのも面白い。先程云った暖かさの一つ。主人公とヒロインの恋人関係を他のヒロイン達が応援してくれる。ちなみにこれは、とらハ1から共通してる事なのだが、その時は強引なパラレルワールド展開だったので、冷めてしまった。なったらなったで困るが、小鳥、唯子、真一郎が三角関係にならなかったのはシナリオの整合性という意味ではやはり変。たとえば、小鳥シナリオに入ると、唯子は真一郎が好きだったという気持ち(ゲーム開始時の気持ち)がまったく無かったことになってしまう。これがパラレルワールド展開という意味なのだが、2ではこの辺の整合性がキチンと取られている。ただ、愛さんについては微妙なんだが。
 あと、これは云われるまで気付かなかったことだが、らぶひなとシチュエーションが酷似しているらしい。う〜む、云われて見れば似ている。舞台が同じ女子寮、主人公が同じく管理人。しかし、私はらぶひなの俗悪性が嫌いだ。けど、とらハ2の暖かさは好きだ。らぶひなのような露骨な受け狙いのない所が私がとらハ2を信仰する理由。というか、らぶひなには多少偏見入ってる、スマン。
 時にくさくさくっさー、な描写もあるが、それもまた一興。とらハワールドに酔っている私には動じない。むしろ、さらなる深みに嵌まる。
◎ネタバレ個別レビューパクリの方向性で

 ◎椎名ゆうひ
 今回の一番のお気に入り。容姿よし、スタイルよし、性格よし。当然、文句なし。
 順応性の高いキャラなので、どのキャラのシナリオでも活躍してくれる。それも良い。
 ただ、惜しまれることに、ゆうひシナリオ自体の出来はあまりよろしくない。数年振りの再会イベントは、ベタながらもっと盛り上げるように演出することは充分可能だった筈。が、あのあっさり感はなんだ! これが悔やまれる。味付け次第ではもっと良いシナリオになったものを勿体無い。ただ、時代の風潮に反してああいう形にした、という見方もあるのだが、今回そのやり方には賛成できない。なぜなら、再会というシチュエーションは、「感動させる」という事においてメチャクチャおいしいのだから。
 そういうわけで、シナリオ的には残念なキャラ。けど、らぶらぶ状態においては他を寄せ付けない程の恥ずかしさがある。赤面必須。だが、それが最高。
 少し脱線するが、ゆうひから告白させるように話をもっていき、断るを選択したときの耕介の反応がお気に入り。
万にひとつも、そんなことできるか!!
俺だって、ゆうひのこと好きなんだ…。
 と云い放って、プレイヤーが決めたことに逆らう耕介。このイベントの時、私の中で耕介に魂が宿ったのだった。

 ◎仁村知佳
 超能力少女。というと、エスパー魔美とか想像してしまうが(しないか)勿論全然違う。今回、二番目のお気に入り。「お兄ちゃん」のキーワードを連呼する、とらハ2の妹的存在。このキャラもその順応性から、他のシナリオで活躍することが多い。
 加奈のレビューで書いたように、アンチ妹属性である私ほいみんが、なぜ知佳を二番目に持ってきたか。それは至極簡単な事である。知佳は妹であって、妹であらず。無論、義理の妹という意味でもない。
 端的に云えば妹ごっこなのだ。偽妹。素晴らしい。本当の妹なんてのは、コタツでみかんを喰いながら鼻糞を穿ったり、外食時にうんこの話をしたりとかするヤツだ。16歳で妊娠、17歳で結婚するようなヤツだ。人からの借金(46000円)を平気で踏み倒すようなヤツだ。ちなみにそれは私の妹の事だ。
 シナリオもかなり盛り上がり楽しい。知佳と風呂に入るイベント最高。知佳視点なのもまた格別。ボイスも最高。

 ◎神咲薫
 剣術使い。“神咲”の設定は色々と深い所がありそうだが、そんなことはどうでもいい。
 海で浮いてるCG最高! 最初は敵意に近いものを主人公に発していたわけだが、だんだんとそれが解(ほぐ)れていく。その過程が素晴らしい。しかし、この要素に関しては下で触れるキャラの方が強いので割愛。
 正直な所、キャラ的にあまりくるものはなかったが、おいしいところで活躍するキャラ。知佳シナリオで敵をばったばったと倒すイベントが燃える。

 ◎陣内美緒
 なるほど。こういう手もあったか、と思わせるキャラ。(小学)3年生ということから9歳。しかし、その方面での期待をしていた人にとっては裏切られる結果になったようだ。
 にゃんがにゃんがにゃ〜♪ のキャラ。この作品で壊れた人が一度は発している言葉でもある。
 ゲーム開始時では、主人公に対して敵意を発する筆頭だったが、木登りイベントによりそれが氷解。ゆうひと並んでお笑い系イベントに顔を出すキャラとなる。
 好きなイベントは、ゲーム序盤にある木の実の投げ合い。邪険な雰囲気だったが、気がつくと楽しんでいた美緒。そして、ばんごはんには戻るんだよー、と耕介。なんともほのぼのとしたイベントである。父親との再会イベントも良い。
 しかし、10年スキップにより、他のキャラのその後をすべて語ってしまったのがよろしくない。
 ゆうひはどこかのマエストロと結婚して……って、なぜだ! 出すな、そんなの!!

 ◎仁村真雪
 作品中、3〜4回ほどでてくる愛さんの声色が最高。スタッフは声色を再優先して真雪さんCVを決めたのではないかとすら思わせる。普段が枯れたような声質なだけに、このギャップは楽しい。
 彼女は少女漫画家という設定。しかし、剣術のレベルは薫よりも上。この変わった設定もさざなみ寮の面子から見れば大して違和感を感じないのがまた笑える。。
 真雪さんシナリオは楽しいが、ラストが完全に本筋から逸れてしまっている。耕介おいてけぼり。

 ◎霊剣十六夜
 霊まで攻略できるのか、などと驚いていたが、攻略は後回しになっていた。
 だが、いざプレイしてみると中々の盛り上がり。霊力が耕介にもあるというのは薫シナリオですでに明かされていたものの、ああいうラストになるとは思わなかった。
 しかしこれから先、耕介はずっと独身のままで過ごすのか、などと考えると少々切なさの溢れるシナリオでもある。
 例のらぶちゃ箱の中で、春原七瀬(こちらも幽霊)と顔見知りだったのが笑えた。

 ◎リスティ・シンクレア・クロフォード
 暴走キャラ。精神的に不安定ですぐに人を攻撃する。さざなみ寮にやってきた時も、最初は超能力による攻撃を繰り返すばかりだった。しかし、それでもなんとかリスティと仲良くなろうとするさざなみ寮の面子達。その優しさが泣ける。ここまで暖かい連中が他にいるのだろうか。
 暖かさを得た後のリスティは、さざなみ寮住民として元気にやってゆく。反省してみんなに謝っていくシーンが良い。

 ◎岡本みなみ
 いまいちパッとしないキャラ。しかし、風芽丘の1年生(真一郎と同じ年)ということで、らぶちゃ箱では結構活躍した。
 パッとしない割には優遇されているな、という印象。みなみシナリオ用に立ちキャラが2人も用意されているし。けどその割にシナリオが盛り上がらないのがなんとも悲しい所。
 背が小さいのにバスケが巧く力持ち、という設定はキャラ立てとしては充分なのだが、如何せん他のが強力過ぎるからなあ。

 ◎千堂瞳
 前作からの登場という事でおまけ扱い。一応、前作のシナリオを補完している部分があり、また耕介の過去を語っている唯一のシナリオでもある。しかし、おまけ扱いなので短い。短いが、そのシナリオの内容上、結構印象に残った。過去の耕介の口調が今と全然違うのが面白い。

 ◎井上ななか
 前作では攻略不可能キャラだったが、その人気により今回攻略可能キャラとして復活。
 とらハ1と2では1年半ほど時系列に違いがある為、この時はまだ中学生。こちらが恥ずかしくなるほど元気の良いキャラ。この時も耕介のいい人っぷりが炸裂。兎に角いい人すぎるぞ耕介。特に知佳シナリオ、リスティシナリオ、ななかシナリオの耕介はいい人の極みだろう。
 と、話が逸れた。
 おまけ扱いということでプレイしたが、意外に優遇されていた。テキスト量も結構あったし、CG枚数も多かった。

 ◎藤田望
 おまけキャラの中でも、さらにおまけ扱いなのが彼女。エロはなく、イベントCGが2枚用意されているのみ。美緒の同級生。
 彼女に関しては特に書くことなし。ロリ属性ってわけでもないし、眼鏡大きすぎるし。それにCVがな。ヘタというよりも、なにか演技を間違っている。常に怯えたような声を発しているのはなぜなのだろうか。

 ◎槙原愛
 とらハ2のヒロイン。特にお気に入りのキャラというわけでもなかったので、攻略は一番最後に回したのだが、イベントCGでの彼女の表情がかなり良かった。立ちキャラ時の表情とはまるで違う。
 おっとり系のお姉さんタイプ。さらに天然。男として守ってやりたいタイプ筆頭だろう。
 まったく身寄りのない彼女だが、その為あってか切なさ爆発。形見の愛車が壊れてしまうイベント等はその象徴と云えるだろう。
 ラストは住民がプロポーズのシーンを見守っている等、非常にラブコメらしい終わり方だった。が、特異性の高いシナリオが多い中ではこういうのもアリだろう。
◎システム

■必要環境■
OS:Windows95/98
CPU:Pentium166MHz以上
メモリ:32MB以上
解像度:640*480,ハイカラー以上
HDD:50MB以上(推奨430MB以上)
CD-ROM:8倍速以上
サウンド:MIDI
,WAVE
 インストールは50MBか430MBかを選択可能。しかし、50MBを選択すると、CV無しになってしまうので、実質は430MBのみと思ってよい。それよりも、フルインストールさせてくれないのが難点。音声を発する場面になる度にCDから読み込むので、どうしてもテンポを崩してしまう。
 ゲーム自体は、私の環境ではストレスなく動作してくれた。が、マシンパワーに頼っている部分もあったので、推奨環境くらいでは少し重めの動作になるだろう。
 また、修正差分をあてないと、とらハ1同様とんでもないことになるらしい。パッチを充ててからのプレイをお勧めする。
 一番気になったのは、修正差分を充てても直らない誤字。「To be」を「Tobe」と間違っているのは、ホントどうにかして欲しかった。「Tobe」では「飛べ」になってしまう。こんなのは、一回テストプレイすればわかりそうなもんだが。
 尚、どこでもセーブ&ロード(16箇所)を始めとするAVGとしての基本的な機能はほとんど揃っている。ただ、未読、既読の判別はしてくれない。
 不満な点は、選択肢の表示のタイミング。ウエイトを置かずに選択肢が表示されるので、間違えて選んでしまうことが非常に多かった。あと、選択肢ウインドウへカーソルが強制的に移動してしまうのも×(これはパッチで修正できるが)。
 ゲームデザインに関しては、三部構成のシステムについて云いたい。
 管理人代理として皆に認められるまでの弟一部。
 正式管理人となって、恋人ができるまでの第二部。
 恋人とのストーリーが展開していく第三部。
 本作は上記のような三部構成になっている。シナリオの区切りという以外にも、攻略のポイントが変わっていたりとか、時間の流れ方が変わっていたりする。
 今回のゲームシステム的の中で、一番のお気に入り。単純に攻略ヒロインをおっかけるだけ(ストーカーシステムになっているのは、二部のみ)、というのを回避できているし、各部毎に目的が違ってくる為、お話にメリハリがでていたりもする。また、キャラを濃く描く為の要因にもなっている。そして、第一部だけでも起承転結しており、お得感も強くなっている。
◎音楽

 MIDIによる17曲+ボーカル曲が2曲(OP&ED)。
 気になったのは、粒子の粗いムービーによるオープニング。アニメーションするわけでもないのにAviファイル仕様。正直な話、これを見た時とらハ2に対しての期待度は下がってしまった。わざとテンションを下げさせておき、本編で挽回するというのが製作サイドの狙いだったと感じとれる程に。
 OP曲自体もとてもイタイ。初めての時は、とても最後まで聴けなかった。でも、慣れた。いや、慣れてしまった。ED曲もOP曲と似たような印象。
 MIDIの方は、結構お気に入りだったりする。季節によって、移動時の曲が変わるのがGood。
◎ボイス

 最初は違和感を感じるのだが、すぐに慣れる。上手い。前作では一部のみの音声だったが、今回は99%の部分で喋る。というよりも、稀に喋らない個所があるのはバグなのだろうか。それともCV収録後になってからテキストを修正または追加したとか。
 なにはともあれ、とらハ2を語る上で重要なファクターになっていることは確か。ゆうひ声が最高。大阪弁はテキストで書かれるよりも、実際に喋ってもらった方が100倍味がでる。薫の方言も同じ。
 喋るのはヒロイン(望含む)連中+神奈さん。あ、ちょい役で登場している唯子も喋る。
◎絵とエロ

とらは2通常シーン 通常シーン。特に云うことはなし。強いて云えば、複数キャラ入り乱れてのイベントが多いので、同時表示キャラ数が2人まででは少ない。
 キャラクターデザイン&シナリオ共々都築真紀氏が担当。原画はかっちん氏。シナリオとキャラデザが同じ方というのが驚き。多才な人もいるもんだ。1では原画までやってたし>都築氏
 絵の好み具合は、それほどでもなかったりする。どちらかと云うと、前作(都築氏原画)の方が好み。
 しかし、背景がぼかし実写からCGになっていたのは大きい。というか、商業作品としては当たり前の事ではあるのだけど。かなり綺麗な出来で、この部分は誉めるべきポイント。
 一枚絵の枚数は似たようなものを含めると150枚オーバー。多めだが、キャラ数の関係上どうしてもそれと感じさせてくれない。エンディング間近で一気に使われる事が多いのも枚数を少なく感じさせてしまう理由の一つ。基本的には立ち絵とテキストのみで進行していくという感じ。
とらは2エロシーン エッチシーン。他の娘達と同じ屋根の下という背徳感に多少萌えるかもしれない。
 結ばれた後もシナリオは続くので、1キャラにつき複数回のシーンが用意されている。これは、とらハ1と同じ。
 が、濃さ的には1の方が高い。疎かにしているわけではなく、それなりにキチンと作られてはいるのだが、これはいけない。主人公が優しすぎるので、鬼畜な行動をとれないというのもあるのだが。前作であったような強行プレイはなく、ソフトで普通なエッチシーン。せいぜい、後背位くらい。無論、前の穴。
 CGの使い回しも目立つ。シーン数の多さの割に枚数が少ない。しかし、回数があるから仕方がない。ナチュラルや下級生といった複数回エッチシーンの宿命とも云えるのだが。
◎総評

 予想以上に書きまくった。
 これでとらハ3への準備はこれで万端だ!
 私的に盛り上がってきた所で3で完結してしまうというのがなんとも悲しい事なのだが、それはまぁ仕方ないだろう。近日中にとらハ3のレビューをお伝えすることを約束して、今回のレビューを締めくくらせて頂く。
 と思ったが、もう少しだけ。
 思い入れが深い分、それを超える作品に3がなっているのか、という心配はある。思い入れ、という要素はかなり重要で、ドラクエやFFなどもそれに当てはまる。未だに3が最高傑作のドラクエ。同じく5のFF。
 これを覆すのは容易ではない。が、それを信じて。とらハ3に期待。
◎蛇足

 自分ツッコミをしないで書くと、こうもやばい文章になるという実例。染まってるというか、完全に堕ちてるな。
2000年12月07日 記
2002年1月14日 修正

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